広島南アルプスショートコース逆縦走 ③
「そらの(石内)郵便局」という新しい分岐表示が設置されていました。こちらも歩けるようになったか。あのズブズブの湿地ルートがどうなっているのか、また、いつかのそうち探索してみよう。己斐峠道に下りて、林道を上ります。ここからは、大茶臼山がずいぶん間近に見えるもの。改めてそれを感じます。
臨時ルートからパノラマルートへ乗り上げて進みます。例の谷へ下りる道は、封鎖を意味するように木が交差していました。ま、当分通ることはなかろう。さてと、山頂までの急坂、この土日に通り過ぎた台風のためか、何となく段差が高く、雨裂が深くなっているような感じ。ますます歩きにくく。
展望岩にたどり着いたのは12時01分。よし、調子よか。昼食の支度をしていると、林に囲まれた北側の坂あたりで、ガサガサという音。おっ、こりゃイノシシでも出たかと、そちらを凝視。すると、木陰に男性ハイカー。食事をはじめたところらしい。あいさつを交わして、驚いた旨を告げます。
すると、「そちらは暑そうなので」との応え。しかし、気温は19.5℃。日が照っていて、半袖シャツにはちょうど良いんじゃが。オムスビを、ゆっくり食べ終えて出発。先ほどの厚着の男性ハイカー。己斐峠方面へ下りるというので、少しばかり歩きにくくなっていたことを伝えます。余計なお世話か。
さてと、畑峠へ下りて丸山へ。こちらはそう難路になっているわけでもない。ムーミン岩をチラと見て、到達した山頂。ますます展望が効かんことになっとるで。ま、元旦登頂は、初日そのものが目的というわけではないんじゃけぇ、良かろうて。今日はよく見渡せる石山を経て、火山へと上っていると、下りてきた女性ハイカーが、立ち止まって待機。
十分すれ違う幅があるのに・・・。「どうぞと行ってください」と声をかけます。「変な人じゃの」などと思いながら、たどり着いた火山山頂でひと息。ラスト、武田山へ。今日は結構調子よかったのですが、このあたりまで来ると、ちょっとキツくなってきます。ま、歩くのに支障がでるほどではないことは、言うまでもありませんが。
武田山に到達して、いつもの説明板をチェック。武田信光が手柄を立てたのは、承久の乱(1221年)か。よく覚えてはいないけど、武家政治が確立されるころには違いなかろ。山頂からの風景。雲の形が、今ひとつじゃの。さて、後は下りじゃと、早々に一口。長ながし九十九折れを歩いて、七九谷尾根ルートへ。
下の丸太ベンチで、阿武山を眺めながら、少しばかりゆったりと6分休憩して、本格的な完歩祝い。そして、いつもの薬ビンルートを下りて、この前も橋があったかのと思いつつ、谷ルートへ。花みずき台下山口は刈り込まれていて、ズボンに種が着かず。16時10分に古市橋駅到着。しばし、山歩きデータの書き出しに専念します。
:(了)
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