嵩山～和久羅山縦走 ⑤

　その女の子は、お父さんに抱っこされていた根性なし。仕方ないのぉ。その後はユル坂となり、やがて、下山口に。こちらにもすぐそばに、登山者用の駐車場がありました。今まで歩いた松枝近郊の山は、道も整備されていて、展望もあるし、羨ましい。そこからしばらく、高規格道路を松江駅方面へと向います。

　それにしても、この道程が長いこと。ま、覚悟の上なので、町の風景を楽しみながら歩きます。ところで今回、平地を5km/h、山を2.3km/hの速度で、3時間21分と計算しましたが、これは間違いじゃった。全行程を、2.3km/hでやらんといけんかったんじゃ。5時間13分。そして、ゆったりめには歩いたけど、実質5時間弱に。

　しかし、それにしても、出発が早かったからか。松江駅に着いたのは14時前。ゆっくり、予約しているバスを待つことにします。人の話によると、連休最終日のため、高速バスは満席らしい。下手に変更はできない可能性が高いので、下手に動かず。天気も良いので、一杯飲みながら快適に、データを書き出しながら過ごします。

：（了）

追記
　復路、松江駅に向って「くにびき大橋」を渡っているとき、いったいこのユル川（大橋川）は、どちらに向って流れているのだろうかと疑問が湧いてきます。そこで、たまたま通りかかった中学生、あるいは高校生に、日本海は西側か東側かと聞いてみます。すると、よく分からないとの返事。意外な回答に驚きます。 

　おかしいのぅ。川が大きすぎて分からんのじゃろうか。住んでいる地元の地理を学ばんということもあるまい。そのときは不可解な気持ちでしたが、その後たまたま、松江のネット地図を見ていると、この川が宍道湖と中海を繋いでいるということを発見。確かに、右も左も日本海には流れ込んではおらんわぃ。質問そのものが愚問じゃったの。