武田山・ガガラ山未踏ルート ②
以前にプリントアウトした地図と、ちょっと異なっているようなイオン西端の角をクリアして、広島経済大学への道をたどります。道なりに進むと、祇園中学山側の細道。やがて、憩いの森へ続く見覚えのある道に合流しました。途中の廃屋の影で、ズボンを履き替え。さてと、見えるのは何番めの池かのぅ。
坂を上っていると、よう分からんが、道らしきものがあるところを進んでみます。すると、池の畔に乗り上げて、薄暗い竹ヤブの中。踏み跡のようなものをたどって行くと、その先は、目的の野球グラウンドでした。ところが、フェンスが張りめぐらされています。この南側を回りたいんじゃが・・・。どうも道らしいものが見当たりません。
「どうしたもんかのぅ」と思いつつ、明るくなっているところへと進んでみます。少しばかり左に下りて上ったところに、フェンスのないところがありました。ここから、ネット裏を通れそうです。さて、ここから入っても良いものかどうか。若干の躊躇はありましたが、ま、何か指摘されたら、そのときのこと。
そう思って、野球の練習をジャマしないよう、心して目立たぬように通ります。反対側にも予想どおり下り階段があったので、首尾よく抜けることができました。ここから先はしばらく舗装道路、フットサルをしているサッカー競技場から陸上競技場。そしてテニスコートへ。しかし、ここはどうやって通り抜けたらいいのか。
まず山側をチェックしてみますが、どう見ても、山道への進入路らしきものは見当たりません。しかし、コートの右側に通路のようなものがあるので、そこを行ってみます。途中で冷たい水を飲ませてもらいましたが、生き返るよう。そして、不安ながら進んできたこの道、やがて祇園北高ルートに乗り上げました。
「こっちじゃったんか」と、未踏ルートの克服を喜びながら上りはじめると、何やら、「送電鉄塔建替工事で通行止め」との表示。しかし、添付されている地図では、その位置と区間がよく分かりません。どうも今まで歩いてきたルートのようにも見えるけど、別に問題なかったで。まぁ、ここで下りるわけにもいかん。このまま上ることにしょ。
ところが、しばらく進むと、工事の気配。ええぃ仕方なかばい。テントで待機していた作業員に頼み込んで、通してもらうことに。確かに途中には、掘り込んでいて危ないところも。さらに、レールのようなものに手が触れて油だらけになってしまいますが、丁重に礼を述べて、先へと進みます。
さてと、ここからが難儀な急勾配。高気温ではなおさらキツイ。無理せず、適宜休みながら上っていきます。何とか馬返しに到達。ひと息つきますが、ムシが顔の周りにまとわりつくので、早々に山頂をめざします。そこからもけっこうな上りがあることは、重々承知してはいますが、歩いてみるとやっぱりハード。
つづき: 武田山・ガガラ山未踏ルート ③
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