黄金山 西コブ経由時計回り ②
すると、団地を造る計画があったけど、造成会社が倒産するなど次々代わって、結局、放置されたままになっているとのこと。「はぁ、そないなことでっか。団地を造るというのも地元の人にとっては良し悪しでんな」と応えると、特に反論もなかったから、そうなんじゃろ。やがて、細道は広い道に合流。
いくつか進路を選べそうと思っていましたが、黄金山行の表示板がルートを指定。他のルートもあったようじゃが、ま、エかろう。そして、峠を過ぎて、NTT電波塔の方向へと下りていきます。ちょうど、あのあたりかという曲り角、大型乗用車が次々と上って行きます。何か行事でもあるんじゃろか。
そう思いながら、坂を上っていくと、途中に白い建物。その前の駐車場に、大きなクルマが入っています。そして、その建物の入口には背広姿の人たち。通りながら立札を見ると、「共政会○○」とあります。は~、なるほど。「黄金山」を検索すると、「やくざ」というキーワードが出てきたけど、このことか。
そんなことを考えながら、黙々と林道を上って行きます。山頂にあったホテル風の建物はやっぱり、NTT電波塔ビルでした。その右脇に道のようなもの。地形図には示されていませんが歩けそう。しかし、下山口がハッキリしてないし、今日は半パンのまま。まぁ、またいつか、気が向いたら歩いてみることにしよう。
湿っていて滑りそうな林道、気をつけて下りていきます。合流点から元の通りに出て、黄金山への道。ネットマップで見た平地は、太陽光パネルではなく、「黄金山配水地」でした。そして、団地の南端を通って送電鉄塔へ。ここで線が止まっていますが、よく見ると、大きなトランスが設置されていました。
さらに坂を上っていくと、例の山道へつながるであろう進入路。ちょっと分かりづらいのですが、民家の左横から入ります。するとすぐに、排水路のあるモルタル道。カに刺されながら上ります。両脚と腕に10箇所以上ホロセができてしまいました。それでも、上り口間際で、下りてくる人を待ちます。
どうも、鉄塔の補修員らしい。上に残っていた人と、しばし立ち話。そして、そばには「中電工」のクルマが・・・。ついでに、塔つながりで、NTT電波塔コブのことを聞いてみましたが、さすがに、管理する対象が違うので分からないようです。ましてや、下山ルートをや。特別に興味があるということでもないかぎり、そんなもんじゃろ。
つづき: 黄金山 西コブ経由時計回り ③
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