大鉢山・笛吹山・米小屋山縦走 ②
というわけで、玖波駅を9時21分に出発。北口から西へと向います。途中で山手の道から後方に下りてきた男性ウォーカーが、いつのまにか、対側の歩道を先行。心の片隅で、「シット!」の感情がよぎりますが、ここで競っても詮ないこと。こっちはまだ、先が長いんじゃと、マイペースをキープします。
やがて、その爺ぃが低地へ下りるのを横目で見ながら、未踏「湯船団地」のガードを潜って、山陽道北側の側道へ。さらに、大善川を渡り、登山口へと向います。昨日の雨で、水量が多くなっているようです。砂防堰堤の滝が良い音をたてています。さぞかし、錦龍の滝は、見ごたえがあるに違いない。
しかし今日は、わき目を振っている場合じゃなかバイ。林道の砂防ダムに架かる橋の手前、左側への分岐には、「忠四郎山・大鉢山」登山口の案内表示。これこれ。ここで若干の準備をして、上っていきます。しばらくは、舗装道路。やがて、ガレっぽい道に。そして、沢沿いの谷道が続きます。
どうも、山歩きデータのコースを写し取ったつもりでいたマップと、ちょっと違うで。そう思いながらも、案内板にたどり着いたので、それに従って、鉄塔から向こう側の谷道を下ります。大鉢山らしきピークを眺めながら、やがて、三ッ石林道に。さて、どっちか。コンパスでチェックして、これを右をたどって行くことに。
やがて、標識。大鉢山分岐まで700mとのこと。そして、その次の分岐を右へ行くと、さらにその先が、大鉢山分岐らしい。ここは忠四郎山と、それをめざして行くと。かなりの標高にも拘わらず、石畳の道。さらにその次の分岐。これからが、岩場か。キツイ上りが続きます。さすがに、県西部端の山。
それでも、ときおり振り返ると絶景を眺めることができます。忠四郎山ピークは林の中らしいが、これなら別に結構。しばらくすると、展望所へ行くという岩道。「これもけっこうな急勾配じゃの」とは思いましたが、もうひとつその先は、案内表示によると、急坂の点線表示。そういうことなら、展望所へ上ってみるか。
じゃが、こっちもやっぱり、結構キツイで。何とか乗り上げた先は、勾配はユルくなったけど、ちょっとヤブっぽい道。そう思いながら歩いていくと、まもなく、「○○西峰」の表記。「おっ、忠四郎山か、それにしては早いのぅ」。後から確かめると、「大鉢山西峰」じゃった。どうも、位置関係がおかしいと思うとったんじゃ。
そのときも、何か違うで、忠四郎山の本峰は別にあるんじゃろと、ルートを探してみますが、東の谷へ下りる道しか見当たりません。まぁ、これを下りたら、西へ向かう道があるかもしれんと、そこから東へ。この高さなのにと思いつつ、ふたつの沢を越えて東へと進みます。違うとっても、まぁエかろう。
つづき:大鉢山・笛吹山・米小屋山縦走 ③
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