三滝山~丸山縦走 ③
そう思いながら、残りの辛い坂を上ります。それでも、稜線に乗り上げてからは、多少の勾配はあるものの、何とか行けそう。ようやく、三滝山山頂。無人です。ここで昼食というわけではありませんが、少しゆっくりめに休憩。さて、次の難儀に出発するか。しばし、稜線を進みます。多少の凸凹。
途中で男性ハイカーと出会います。思わず交わす言葉は、「暑いですね」。そして、しばらくすると、丸山分岐。急勾配を下りていきます。やがて、覚悟のヤブ道を通って、鍬投峠に到達。幸いなことに、体調は回復しているようなので、そのまま丸山へと向います。湿地では、ヒグラシの涼しげな鳴き声。
やや急な坂を上って、道幅の狭い斜面トラバース。やがて、相応の道幅に。いつのまにか、放置バイクを見逃してしまいました。ま、あれはどうでもいい部類。やがて、ユル坂になって、縦走路と合流します。すぐその先に、目的の356鉄塔コブ。「何とかようやく、ここにたどりつくことができた」という気分。
西側には木が生茂って展望が妨げられているので、少しだけ小高い東側。送電線の通っている開けた方面を眺めながら、石柱に座って、昼飯を食べます。気温28.2℃、湿度67%と、まぁ、何とか快適にやり過ごせる環境。何とか、脱水症も免れているようです。さて、下山にかかるか。
とは言ってもそれは、いったん丸山山頂を経てからのこと。歩きなれた縦走路。そして、岩コブを通って、展望のある岩場から急坂を下りていきます。ここからは、常に右へのルートを選びます。そのため、暗くて湿った森の急坂に。何とか下りきったところは、岩観音。なんじゃこれは。そのままトラバースして尾根道に。
やがて、観音堂に到ります。ところが、ここで安心しきって、地形図をチェックしなかった、ばか者ここにあり。鉄塔補修道と間違えぬよう、それだけを気をつけながら下りていく急坂。ところが、いつまでたっても、「牛馬つぼ」、「湯つぼ」に行き当たりません。それらしき坂なんじゃがのぅ。
そして、下りついたところは、何やら工事車両のようなものが留まっている広場。どうも、やん谷下山口とは違うで。入口に案内表示。「七曲り登山口」となっています。ずっと以前に歩いた記憶。そのすぐ左下向かいに舗装道がありましたが、これは、自転車を留めたところじゃぁなさそう。そこから見える風景から山勘を働かせます。
やん谷口は、もっと南じゃろぅと推測。右へと道なりに進むことにします。この前の送電鉄塔ルートの下山場所よりも北へ下りたんかのぅ。どうなっとるんじゃ。さっぱり分からんことになった。それにしても長い道程、1kmくらいか。ひょっとしたら、鍬投峠まで戻りゃせんかと思いつつ、ようやく、やん谷口に到着。
つづき:三滝山~丸山縦走 ④
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