白鳥山~松子山縦走 ③
こころ安らぐ美林の山道を上る
登山口の説明板によると、途中に、天狗が彫られた「天狗岩」があるらしい。そして、山頂白鳥神社まで760mとのこと。だいたい20分程度か。近いのぅ。とは言っても、ここがこのコース一番の急登。はじめのうちは等高線の間隔も広いので、直登ながらユル坂。美しい林の中を進む、こころ安らぐ道です。
やがて、山頂までの100mほどが急勾配。道は、玖波行者山を思い出させる九十九折れになります。途中に、高屋の街並を展望できる隙間も。やがて鳥居、そして水場を過ぎると、すぐに白鳥神社のある山頂(453m)へ。そこからも、若干の展望あり。しかし、残念なことに、天狗岩は見逃してしまいました。
携帯電波塔らしきものが下から見えましたが、やっぱりこの山でした。ひと息ついて、ルートを探しながら松子山へと向います。しばし林道を下って、上水池のすぐそばにある、「白鳥山系縦断道出入口」の説明板を見ながら入ります。池を覗いてみましたが、とても飲用にはなりそうにない感じ。
説明によると、途中3箇所ほど急勾配があるとのこと。地形図ではだいたいユル尾根になっていますが・・・。それにしても、最後に「ただし1人(だ)けのウォーキングは避けたほうが良い」とありました。その注意書きがしばらく、頭の中をグルグル駆けめぐります。さて、歩き進めていくと、分岐に。
直進すると「西国街道」、そして右折して「松子山」。地形図をチェックすると、なるほど分岐があるわぃ。そして、いったんコブに上って下りて、さらに若干の急坂が2つほど。これが「急勾配」かな。これを上ると、松子山三角点(524.4m)。開けている南方を眺めてみますが、どこが見えているのか。
後からデータを見ると、説明板に広大の天文台があることが記されていましたが、写真を見ても、それがどこにあるのかよく分かりませんでした。ま、あまりこだわらず、三角点の石柱の上に座ってオムスビを食べます。さて、気温25.0℃、湿度62%、風もありませんが日も照らず、虫もほとんどおらず、まぁ快適。
さてと、帰途につくか。西へ長く延びた山頂を歩きます。次のコブを過ぎたあたり、484ピークの手前でしょうか。滑りそうな砂地の急勾配。これがおそらく、3箇所めの最難関じゃろ。設置されているロープに助けられます。後は、コブを左側に巻いたりするユル坂など、ちょっと退屈さを感じる長い道程。
つづき:白鳥山~松子山縦走 ④
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