真山~鳥ノ子山~白鹿山 ④
「ま、エエじゃろ」と見切りをつけて先を急ぎます。林道への九十九折れ坂を下ると、その正面左側に白鹿山登山口。そこで時刻記録を撮っていると、何と、先ほどのスリーブレスハイカーが下りてきました。さほどペースは速くはなかろうと決めつけていたので予想外。当人からは、「てっきり、まっすぐ行ったものと思っとった」との言。
どこをまっすぐ行くのか分かりませんが、ここで再びあいさつを交わします。そして、「いつも、この風ですか」と着てみると、「何度もここを歩くけど、こんなに風が強いのは、はじめて」とのこと。しきりに、白鹿山のルートを説明してくれます。「すぐ上れる山で、物足りない」と言うので、「150mだからでしょ」と返しておきます。
「白鹿山」の呼び方も、知りたかったのですが、そのときはうっかり聞きもらしてしまいました。中国地方の言葉ですが、松江弁。文章で再現するのは、まだ今のところ難しい。それにしても、実際歩いてみると、聞くほど安直ではありませんでした。尾根へ乗り上げたところに分岐。山道は右に続いています。
しかし、どうも斜面をトラバースしている様子。左は、尾根をたどる道のようなもの。さて、どちらに進んだものか、しばし考えます。結局、尾根側を歩くことに。やがて、T字路。ここは左じゃろと行ってみますが、その先は道が途切れていました。戻って右に進むと、やがて案内表示がありました。
先ほどのトラバース道との合流は、ハッキリと確認できないまま、「本丸・頂上」を指し示している左へ。上っていくと、さらに本丸とピークの分岐。史跡の研究はさておいて、ここはもちろん、ピークをめざします。枝道だったかも思いつつ進んで、山頂の祠に到達。そして、そのまま道は、まっすぐ進むようです。
思い込みから、「何か変じゃのぅ」と方角をチェックしてみますが、その先は南。若干の不安がありましたが、そのまま下って行きます。やがて、案内表示を見つけて安心。それもそのはず、後から調べてみると、本丸の方が支線でした。しかし、そこから左右ルートの分岐に、なかなか行きあたりません。
半信半疑ながら、左側斜面の道を下りていくと、ようやく分岐表示にたどり着いて。ひと安心。後は下りあるのみ。下山口には、「白鹿山長谷正面登山道入口」の標柱。その先には、野球の練習をしている広場がありました。スリーブレスハイカーの言っていた「公園」とは、ちょっと違うような雰囲気。
そこからは田園地帯、地図と照らし合わせながら進みます。丘の公園で完歩祝いをして、島大に最も近い交差点を終点とすることに。そして、松江駅までストレートに歩きます。16時00分に予約していたバス、早めについたので、15時00分発の便に切り替えたい。一畑バスにその旨、申請したところ、直接交渉でOKということ。
:(了)
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