鉾取山(舛越)~天狗防山(成岡) ③
さて、ここから300mの斜面急登。途中に、「社有林」の看板。「ここまで来たら、だいぶん登っとるはずで」、そう思っていると、「中間点」の表示。「まだまだか」。そこから、若干の「緩」と長い「急」を歩いて11時36分、ようやく鉾取山に到着。これで、今日最大の難関を乗り越えたことになります。
ひと息ついて、見晴らし山へと向います。両側を潅木に囲まれた美しい遊歩道を下って、若干の急坂を上り、たどり着きました。ここで昼食。気温は21.0℃ですが、やや風が強い。おまけに、Tシャツの袖を捲り上げているので肌寒い。ま、耐えられぬほどではないので、そのまま風景を眺めながら、15分過ごします。
12時01分。さて、後半ルートに進むとしよう。林道へ下りていくと、出口間近で交接している最近開かれた林道は草茫々。この道は、いったい何のために造ったんじゃろ。よう分からんの。無駄な公共事業の典型かも。そんなことを考えながら原山へ向います。これが、けっこう急登なんじゃ。
ここで、冷えかけていた身体が温まるわぃ。電波塔のところには、クルマが3台。人の姿は見えんが、補修作業にでも来とるんじゃろか。三角点をチェックして、水分補給。ここからは、ほぼ下りじゃ。ユル坂が続きますが、ときおり急坂も。実際、ここを上ってみるとけっこうキツかったんじゃ。
最後の急坂を下りて、天狗防山分岐。そう言えば、原山山頂の行く先表示には、「天狗坊山」となっていましたが、こりゃ、「ガガラ:カガラ」の山名論争のように、「防:坊」論争にでもなっとるんじゃろか・・・。ところが、その後はすべて、「防」となっていたので、おそらく、記入もしくは変換のミスに違いない。
さて、斜面をトラバースする道。途中、道幅の狭いところもあって、決して歩きやすいとは言えませんが、591ピークへ上って下りる急勾配よりはまし。さて、尾根線に乗り上げて、北へ向います。東へ走る荒れ林道の起点となっている鞍部には、案内表示が取り付けられていて、迷いようがありません。
そこから、まもなく天狗防山(512m)。たどり着いてみると、林が伐採されていて、西側に展望が開けています。ボランティアの奮闘でしょうか。そう言えば、能美島の野登呂山も展望がないという山歩き情報にもかかわらず、伐採されていて素晴らしい眺めが広がっていたことを思い出します。
ここからヒノキ林を抜けて、急坂を250mほど下ります。途中、見晴らしの良さそうな岩場があったのでちょっとだけ寄り道。日浦山から蓮華寺山方面が、よく見渡せます。さて、滑りそうな急降ですが、結局、滑らずに下りることができました。そして、谷を通って、さらにユル尾根を進みます。
つづき: 鉾取山(舛越)~天狗防山(成岡) ④
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