広島南アルプスショートコース順縦走 ②
花みずき台登山口は、草が刈り取られていてスッキリ。これが、八幡水あたりまで続いていました。ボランティアの労苦に、感謝ハムニダ。七九谷尾根ルートの最後のコブから見上げた武田山は霧で真っ白です。直登ルートを上りきった山頂からの展望も、予想したとおり、まったくなし。
無人の岩場を後にして、火山へ。堀切分岐には、「春日野」を指し示す新しい分岐表示板がありました。春日野へ通じる道ができたのでしょうか。また、いつかそのうち気が向いたら、探索してみます。火山山頂に近づくと、人の気配。たどり着くと、山頂表示を立て直しているボランティアの人たちが。
この前から、板のまん中が風化欠落しているので、気になっていたところ。他にも、ハイカーらしき女性が2人。大茶臼山あたりへ向っているらしく、「己斐方面へ行くのは、こちらで良いですかね」と問われます。「是」と答えて、看板が設置されるのを待つという彼女らには、それ以上かまわず先発。
下りていくと、これまで紛らわしくて、ついつい道を違えそうになる大原分岐に、新しい表示板。これなら分かりやすい。春日野分岐と同じタイプです。権現峠を経て、石山から丸山へ向っていると、かなり霧が薄くなってきたようです。まだ、スッキリとはしませんが、それでも市立大あたりが見えるように。
丸山から畑峠を通って、大茶臼山展望岩に着いたのは12時29分。オムスビを食べながら、造成地あたりを眺めていると、マツの先がオレンジ色になっています。なるほど、これが花か。そう言えば、前回のロングコース逆縦走でこのあたりを歩いていたとき、鮮やかな青い鳥を見かけました。
つい最近見たテレビの山歩き番組で、「コルリ」と紹介されていた鳥にそっくり。「これか」と思って、ネットで検索してみましたが、テレビの画像と違って、やや色が濃いような感じがしました。いったいどうなんじゃろ。さて、造成地の工事の進捗状況をチェックして、後半ルートへ踏み出します。
そうそう、今月から、己斐峠への下山ルートは通行止めのはず。先月試行した、パノラマルートから谷へ下りる道を歩くことにします。非公式だから、多少の荒れは仕方ない。そう思いながら歩きます。ところが、廃屋の横を抜けると、「道路改良事業に伴う『己斐上-大茶臼山代替ルート』」の案内表示。
そして、それとともに、左の斜面には坂道がつくられていました。おそらく、尾根のパノラマルートに上る道。「西区地域おこし推進課」が、問い合わせ先になっている公式ルート。そこから先は、ゴミが除去されていて歩きやすい遊歩道に。これなら、胸を張って通ることができます。
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