久地冠山~仏峠縦走 ③
立食を終えて、さて、後半へ出発。コンパスがないので、太陽の位置から判断して、西へのルートをとります。やがて、南へ折れて、そして西。さらに、南へ向って下りていくと、林道起点広場に。ここの積雪は深い。20㎝くらいはありそうです。しかも柔らかい。ここからは万難を排して、林道を歩こうと思っていました。
ところが、対側斜面にルートのようなものが見えます。決して、まともな道とはいえませんが、リボンに導かれつつ、何とか歩けそうなところを上っていくと、ひとコブ過ぎて、603.7ピーク三角点をチェック。これか!。それにしても、今日はコンパスを持たない身。ここから先が、ややこしい。
リボンを頼りに歩きますが、だんだんヤブ道。しかも、下草ヤブではなくて、低木がまばらに生えたヤブ。リボンが目印ですが、残雪に覆われているため、歩きにくいことこの上なし。それでも、何とか、尾根端へとたどり着きます。下に林道。かなりの段差がありましたが、何とか下り立つことができました。
それにしても、その向こう側は谷。どうも地図に示されたところとは違うような・・・。稜線沿いに北へ向ったらしい。途中、西へ折れる案内はなかったような気がしますが、地図に記載されていなかった、あの林道じゃったんかのぅ。ま、仕方ない。雪の残った林道、仏峠下山分岐を探しながら、たどって行きます。
ほとんど地面が露出しているところもありましたが、それは一部。長いながいトラバースと思いながら歩き続けて、ようやくネット情報で目にしていた、地蔵小屋に行き当たります。これじゃ。間違いない。それにしても、後から思うにこの林道、地図に記載されていたように西へ続いていたような記憶はありませんが・・・。
ま、とにかく、仏峠にたどり着いた幸せを感じながら、一気に下りていきます。かなりの急降。300m余りの高さを下ります。いくつかの砂防ダムを経て、西からの下り道と交差して、ユル坂に。そして、民家の点在する集落から道路に下り立ったのは、14時25分。ここからは、くすのき台への道。
前回と同じところで、岳山を眺めながらしばし休憩。温湿計をチェックして、完歩祝いでゆったり9分。しかし、それ以外は歩を緩めることなく、バス停に到着したのは15時01分。次の便が15分ですから、余裕あり。衆目は気にせず、しばしバス停の前に座って、山歩きデータの書き出しを行いました。
:(了)
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