広島南アルプスロングコース順縦走 ③
展望岩での昼食は立ち食いにして、すぐに出発するかと思っていましたが、気温は8℃ですが、風がなく、日が差してくると心地よし。やっぱり、雪の溶けている岩の一部に、座って食べることにしました。広島の三角州から、似島・江田島、そして、進路にあたる稜線を眺めながら・・・。
基準時より3分間ほど早く、昼飯を切り上げたので、遅れは14分に短縮。出発は12時31分。ここで、アイゼンを外します。パノラマ道は、若干滑りそうな雪も残ってはいましたが、さすがに南斜面です。ずいぶん歩きすい。少しピッチを上げたつもりでしたが、柚木城山に着いたのは13時19分。
遅れの14分はキープされていたというか、短くなっていませんでした。ところが、不思議なことに315ピークでは、10分遅れにまで短縮。山道には、ほとんど雪は残っていません。捻れ階段で、団体さんとすれ違い。「何もこの細道で」とは思いますが、どちらも行きがかりですから、仕方なかんべ。
それにしても、このパーティ。こちらが通り過ぎるまで待ってくれる、良識の持ち主。但し、向こうは手すり側で待機。こちらは反対側を走り下りるので、若干バランスの取りにくい箇所も。歪みの激しい下の方では、前にいる女性ハイカーのすぐ後のパイプを掴んで、姿勢をキープすることに。もちろん、声をかけてからの話。
はじめの方にいた、リーダーらしき男性ハイカーから、雪は残っていますかと聞かれたので、その周囲の少なさを見渡して、「結構ありますよ」と応えておきました。しかし、彼らのこれまでが安楽道だったのかといえば、そうでもなさそう。竹林を抜けた遊歩道にも薄い雪。気をつけなければ滑りそうです。
さらに、鬼ヶ城山手前分岐には、結構な量。「近道」は通れるのだろうかと心配しましたが、ま、大丈夫。山頂に乗り上げたのは、14時15分。何と基準時を超回復して、マイナス1分に。よく11分も縮めたもの。ほんまかいな。気分を良くして、しかし、気を緩めず、東峰をめざします。もやは残雪は、気にしなくて良い状態。
愛想のない男性ハイカーを横目に見ながら、東峰ピークでひと息。そして、稜線を西へと向います。あれほどゆっくりしたつもりでも、西峰には、所要14分間で15時00分到着。基準時比-5分まで伸ばしました。これで十分、時間に余裕が・・・。しかし、下山口まで牛歩をすると、寒くなりそう。途中休憩所があるわけでもなし。
ここで、少し長めに休んでいくことにします。タマゴムシパンの残り半分を食べて、水分補給。これから下りる八幡東小学校方面などを眺めて7分間。さて、下山にかかるか。それにしても、残雪での遅れ、最大22分を克服して、よくここまでたどり着いたもの。先週の白木連山縦走といい、ちょっと歩くのが速くなったかな。
つづき: 広島南アルプスロングコース順縦走 ④
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