宇根山 逆縦走も失敗 ③
念願だった大黒神島を真正面にすえて、西能美島の南端を鮮やかに眺めることができます。ここで、予定どおりオムスビ昼食。すると、ようやく海面に、雲の切れ間から日がさしてきました。「こりゃ、普段なかなか見ることのできん風景じゃて」。さて、ここから、高松峠へ向けて縦走するべ。
分岐を探しながら、下りていきますが、どうも道が曖昧。「ときどき」テープを頼りにして、やがて、林道に抜け出ました。その上には電波鉄塔。地図では、この西側にあることになっていますが、どう見てもヤブ。台の四隅すべてが急傾斜のヤブで、人の歩けそうなところがありません。おかしいのぅ。
下り口は、ひとつ下の林道カーブにでもあるんかのぅと、下りてみますが、左側は則面になっていて、とてもそこから入れるようなところはありません。そこで、もう一度鉄塔に戻って探してみます。その手前だったかなと、斜面を少し下りてみますが、どうもそれらしき道のようなものはなさそう。再度、鉄塔を一周してみます。
北側には、三高水源地を見下ろせるところもありますが、しかし、やっぱり、まともに下りれそうなところは見当たりません。こうなったら仕方ない。ところで、午前中の雨で、上着などがかなり濡れています。これ以上の追究はやめて、林道を下りることにしました。長い道程への旅立ち。それでも途中、それらしきところを下りてみようと試みてみますが、やっぱり違う。
歩いていくと、やがて、現在の位置が西の稜線とは、完全に谷で隔たっていることを認めざるを得ない状況に。まぁ、エエわい。このまま林道を道なりに下りて、中町港へ出ることにしよう。これも一興。そして、ようやく林道野登呂線の起点表示にたどり着くことができました。まもなく下の道路と合流。
このトラバース道路を北へ進んでみるか、ひょっとしたらこのまま高田港へ戻ることになるかもしれんのぅ。ちょっと長いかと、歩いていくと、すぐに東へ下りる分岐。その先は少し幅広の道路なので、これならおそらく中町港へ通じているに違いない。そこから低きへひくきへと、下りて行きます。
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