宇根山 逆縦走も失敗 ④
ジム仲間に聞いたことのある、おそらく真道山と思しきなだらかな峰を見ながら歩きます。今度はあれに挑戦してみるか。ちょっと交通費が高くつくのが難点だけど。眺めはとても良いとのこと。やがて、海岸沿いの道に突き当たったので、そのまま南へと向います。途中にミカンの無人販売所。一袋100円と安い。大物が7・8個入っています。
クルマから降りた女性が品定めをしています。「甘いですかね」と聞かれたけど、ちょっと固めな感触。「食べてみんと分からんですね」と返します。その女性、もうひとつ手前に200円で売っているところがあったからと、そちらへクルマで走り去ってしまいました。こちらは、缶に100円玉を入れて、これに決めます。後で食べたけど、結構美味かったぜぉ。
やがて、中町港へ到着。時刻は14時33分。次の高速船は15時07分とのこと。かなりの待ち時間。やっぱり1時間に1本くらいか。それでも暖かい待合室と船の中で、データの書き込みをしているうちに、衣服もかなり乾いてきました。帰りは大丈夫。それに濡れた手袋の変わりに、タオルを巻くと暖かい。
さて、それにしてもこの縦走、どうしちゃろうか。北からも行けず、南からも下りれなんだ。しかし、ネット情報には縦走の記録があるのだから、歩けることは歩けるんじゃろ。失敗の原因を明らかにすることが大切。よし、いずれそのうち、再々挑戦してみるかのぅ。林道に至る細道も精査しつつ、場合によっては回避して・・・。
:(了)
追究
「どっちから行っても、ダメじゃった」で済ませず、もう一度、記録写真と記憶を照らし合わせながら、ルートを検討してみます。
初っ端からの「上るも地獄下りるも地獄」の苦しみ。街中は道が入り組んでいて分かりにくそうだということは予測して、別の詳細地図を準備してはいましたが、紙が雨に濡れて、終いには分け分からん状態になってしまったことも原因のひとつ。
さて、海岸道路から川沿いに上り、尾根を挟んだ三叉路を左へ。そして突き当たった左右分岐、これが地図上で見つけられず、戸惑います。周囲の様子を観察して、右へ行ったのは良かったのですが、次に右分岐。これはちょっと違うかもと通過し、さらに次の右分岐は、山へ向っている高台の道。これじゃろと思って進んだのが、決定的な間違い。
やがて下の林道に突き当たり、「調子エエぞ」と思いつつ、北側にあった階段を上ったのが運の尽き。
本来は、もうひとつ南側のルートを進まにゃいけんかったんじゃ。地図にも細道が表示されています。それにしても、観察しながら下りた、野登呂山林道には、そのような下り口分岐は見あたらなんだけどなぁ。まぁ、最悪の場合も覚悟して、いつかそのうち挑戦してみるか。
さらに、電波鉄塔からは、その敷地の北西の角を下りる、あるいは上ることになっていました。しかし、確か、孟宗竹がぎっしり詰まっていたような気がするけど。西の稜線に続いているのは、あそこしかないか・・・。
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