広島南アルプスロングコース順縦走 ②
寒気がするので、起床は少しゆっくりめの5時前に。そして、毎日定番の朝食をとってから、準備にかかります。この『里山探索』から、いちばん調子の良かった昨年3月のポイントタイムを書き抜き。そして、JR便のチェックも完了。左足首と両大腿の内・外側広筋、さらに右臀部にテーピングして、出発です。
アストラムライン安東駅に着いたのは、8時37分。ほぼ基準時と同じです。駅から相田登山口に向っていると、道端に雪の塊が残っているのが目につきます。やっぱり、このあたりは少し気温が低いようです。登山口には1分遅れをキープしたまま到着。そして、覚悟はしていましたが、山道には相当な雪。
途中で、アイゼンを着けることに。雪の上で行う久しぶりの装着は、手間取ります。そんなこともあって、ガガラ山に着いたのは9時17分で、7分遅れに。武田山、火山にも、白いところが見えます。吹通しからの急坂にも、当然残雪。アイゼンを着けた方が、いくぶん速いのでしょうが、それでも雪のない道と比べたらかなりのペースダウン。
武田山に到達したのは9時55分、遅れは14分に。深川方面に雲海が見えます。水越峠へ向って下りていると、シカらしき足跡。そして、火山には10時45分到着しましたが、何と遅れは、18分に拡大。ん~ッ。南斜面の道は、地面が出ているところも。しかし、雪の残っている岩場で、ルートから外れそうに。
これは、直ちに軌道修正しました。石山手前には深さが25㎝くらいはありそうなところも。こちらは北斜面か。丸山には、11時40分到達。ここで22分の遅れに。こうなったら、16時台はじめのバスはムリかも・・・。まぁ、そうなりゃ、17時前後の便にせにゃぁ、しようがないか。とは思いつつも、ここから少し速歩きに徹します。
アイゼンを着けたままですが・・・。畑峠へ向けて歩いていると、前方から男性ハイカー。その服装からして何となく縦走者風に見えたので、大茶臼山あたりの残雪状況を聞いてみます。すると、北側は今歩いているこのあたりと同じくらいとのことですが、それでもピークから南は、かなり少なくなっているらしい。
そんなら良か。「ありがとう」を返して、先へ進まんとしますが、おっと、こちらの情報も伝えておこう。振り返って、「丸山の向こうは、結構残っとったよ」と告げます。すると、今度は向こうから、「ありがとうございます」の応答。それにしても、このハイカーの靴跡、どうも見てもアイゼンを着けていないような。
ひょっとしたら、滑るところがあるかも知れんで。ま、いずれにしても自己責任じゃが・・・。それにしても、このユル稜線は、いつもたいてい速く歩いているので、多少スピードアップしても、さほど時間短縮にはならず。結局、大茶臼山山頂に着いたのは12時13分で21分遅れ、ほんの1分間縮めただけに。
つづき: 広島南アルプスロングコース順縦走 ③
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