仏峠~久地冠山縦走 序の口で挫折 ②
これなら待ち時間が少ない。但し、第一タクシーのバスとうまく連携しているかどうかは、分かりません。それでも、とにかく、これで行ってみよう。久地魚切バス停に着いたので、降りるときに、第一タクシーバスの停留所はどこにあるのか、運転手に聞いてみます。ところが、同業者で、しかも乗り継ぎポイントになるのに、知らんとの返事。
まぁエエ。降りたバス停から先か後かわからんが、とりあえず先へ行って探してみます。するとありました。しかし、時刻表をチェックしてみると、次は10時03分発になっています。今9時28分じゃから、30分以上の待ちか。ん~、これなら、くすのき台から上がって、逆縦走コースに挑戦してみるか。
あの久地冠山の急傾斜を再び下りるというのは、いまひとつ気が進みませんが、まぁ、こうなりゃ仕方ない。そう思いながら、山々を見上げると、何と、白くなっているところがあります。こりゃ、想定外じゃ。おまけに歩いていると、白いものがポツ、ポツっと落ちてきました。どうすりゃ。今日はアイゼンを持って来とらんで。
じゃが、ここで尻尾を巻くわけにはいくまい。まぁ、行ってみよう。くすのき台のメインストリートを通りつつ、県道めざして西へ向う隙をうかがいます。折りよく、久地南小南側のとおりを見つけました。但し、その先には階段。まぁ、わざわざそれを上ることもなかろうと、小学校のすぐ西側にあった道を北へ進みます。
やがて、県道へ。そこから少し歩いて、最初に北へ抜ける道を下りて行きます。吉山川を渡った対岸の道は、山沿い。かなり高所にあるのではという、地図からの予測と違って、県道よりも低い。ま、いずれにしても、その道を西へと進みます。山側上方にある祠を経て、さらに川側道路沿いにある祠。
そこを過ぎて、初めにある県道との連絡道交差点を上っていけば良いはず。あった、あった。山側には砂防ダム。そのすぐ横の階段を上ります。どうもその先はヤブっぽいのですが、踏み跡のようなものが続いているから、ここで大丈夫じゃろ。しばらく、ヤブをかき分けて進むと、直登ながら山道のような広いスペース。
しかし、それは長くは続かず。やがて、ヤブ入り。そして、葉っぱには昨日までの雨露が溜まっています。はじめのうちは落ちてこないよう気をつけていましたが、だんだん、そんなことには構っていられないような、密集した大ヤブに。途中リボンが3~4本あったけど、いったいあれは、何のことだったのか。
またここでも、「上るも地獄下るも地獄」の難儀なことになってきました。上の方が明るいので、それが何よりの救いですが、行けども行けどもたどり着きません。それでも、何とか大ヤブを凌いで、尾根に乗り上げることができました。見通しは聞きますが、しかし、道らしきものは見当たりません。
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