牛頭山~本串山縦走 ③
リボンに従って左へと向いますが、巻くどころかどんどん下へ。ついに、道らしきものがなくなってしまいました。どうも、これも違うで。戻ってみることにします。そして、ヤブっぽい尾根を進みます。縦走するには、新しいリボンより、色あせたテープの方が正確なのかも。そんなことを考えながら・・・。
そして、ようやく580.6ピーク三角点に到達。ここまで長かったのぅ。さらに、途中にある2ヶ所ほどの急登を乗り越えつつ、長ながし山道を歩いて、美しい谷へと延びる右平分岐のある鞍部に。さて、「この先が本串山じゃ」と、ひと息。ここからも、若干の急登がありますが、しかし、かすかに見覚えのある道。
鉄塔コブから見えているのは、牛頭山に違いない。息を切らせながら、本串山山頂(572.5m)三角点に到達。13時53分なので、これなら、布バス停15時03分発の便に間に合うかもしれない。そう思いながら、下山路につきます。ここからは、この前上ったルート、安心して下りていきます。
右手の一段少し高いところにリボンが見えましたが、おかしなところにあるもの。「それに、リボンは信用できんで」と、尾根を道なりに下りていきます。その先には、テープやリボンがあるので、間違いなかろう、何となく倒木も見覚えあるような気もするし・・・。ところが、どうもヤブっぽくなってきました。道がはっきりしません。
おかしい、ここまでひどい道ではなかったはず。戻ってみよう。テープ・リボンのあるところまで2ヵ所ほど上り返しましたが、そこからの分岐らしきものは見当たりません。もう一度、今度は下りながら分岐を探しますが、しかし、やはりそれらしきものはありませんでした。まあエエ、このまま下りてみよう。
尾根の方角は南を向いているから、何とかなるじゃろ。はじめのうちは、道のようなものもあったのですが、やがて、潅木の斜面に。ここまで来たら、深山幽谷になろうと、とにかく下りるしかない。そんなところへ、太田川の流れとクルマの音が聞こえてきました。ちょっと安心。しかし、まだまだ、まともな道などありません。
つづき: 牛頭山~本串山縦走 ④
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