広島南アルプスショートコース逆縦走 ②
それでも長い距離を歩くので、左足底だけでなく、左右大腿の内外側広筋と右尻の筋には、丁寧にテーピングして出かけます。ところが、西広島駅に着くと、広島駅の信号トラブルで下り線が止まっているとのアナウンス。いつもの上りの1番ホームではなく、2番ホームに止まっている列車が折り返すとのこと。
その列車は、ずいぶんこみあっていました。どうも、未だ折り返す旨が知らされていなかったらしく、車内アナウンスが行われたとたんに、どっと人が出て行きました。お陰で座ることができましたが、新井口駅に到着したときは、20分ほどの遅れ。「こりゃぁ、山歩きの行程に響くで」と思いつつも、マイペースで進みます。
鈴ヶ峰憩いの森登山口から上っていると、右尻が痛くなってきました。しかし、これはいつものこと。やがて、九十九折れあたりの急坂に入っていくと、痛みを感じなくなってきます。不思議なもの。山頂からの景色、今日は透明度が高い。そこに居合わせた男性ハイカーと、あいさつを交わします。
鬼ヶ城山方面を指して、あっちに行くのかと聞かれたので、「武田山まで」と応えます。そして、少しばかりやりとりがありましたが、定かに覚えていません。さて、東斜面を下りて、道行地蔵から鬼ヶ城山へと向います。今日はそんなに暖かいわけでもないのに、人通りが多い。女性ハイカー2人、男性ハイカー1人とすれ違います。
そして、この前途中で行き詰っていた「鬼のさんぽ道」の西端。延伸して、上り口が開いていたのでさっそく歩いてみます。しかし、その間の快適度は、いまひとつハッキリしないような感じ。鬼ヶ城山山頂から、東の「さんぽ道」を進んで、前を行く男性ハイカーを追い越します。そのとき、延伸の話になりました。
「(この鬼ヶ城山は)公園のようになるのですかね」と聞くと、地主とボランティアが協力して「歩きやすい道」を、造っているとのこと。「(ボランティアと言っても)重機を入れたりすると、お金がかかるでしょ」と応じます。しかし、それに対する明確な回答は聴かれず。竹林を下りて、捻れ階段から315ピークへ。
そして、柚木城山へ向っていると、前方に女性4人組。後から来たこちらが追いついたにもかかわらず、「先に行きますか」と聞く非常識。「山道を歩きなれてないのぉ」。もちろんそうさせてもらうことにしますが、そのことが全員に伝わらず、もたもた。「ババァばぁ」という備後弁を思い出して、それが頭の中を反復します。
さてと、送電鉄塔の塗り替えは、やっぱりこの前の分しか確認できず。思い出したのが遅すぎたようです。大茶臼山展望岩にたどり着いたのは12時15分。この前は12時19分だったので、出だしでつまづいたにもかかわらず、遅れるどころか超回復。これは、前回の逆縦走の日より、気温が低くなっているからかもしれません。
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