広島南アルプスショートコース順縦走 ②
七九谷・谷ルートから、尾根ルートへの移行はスムーズに。この前から草が刈られてスッキリした夫婦スギのルート。そこを過ぎたところにある「七九谷なんてん」は、表示板が崩壊していました。自然の試練の中、人が作ったものをキープしていくにはまた、人手が必要なようです。八幡水を右にやり過ごして、さてここからは、いつもの直登道。
左下腿にできた、水疱のことを考えながら歩いていると。いつのまにか、道を踏みはずしてしまいます。「えらい急斜面じゃのぅ」と、あたりを見渡すと、すぐ横に摸木階段があることしばし。まぁ、すぐに修正できる範囲でのこと。そんな中でも急坂は、岩や木の根を探しだして、踏むと、上りやすいことを悟ります。
まもなく、稜線に乗り上げてユル道に。上りながらTシャツ一枚になりましたが、体幹は汗をかいているのに、腕が寒い。そこで、アームウォーマーをつけることにします。快適。武田山山頂は無人。ひと息ついて火山へと向います。下るときには心配ないのですが、頭ぶつけ木をチェックしながら、水越峠へ。
森にある倒木に巻かれたブルーシート、どういうわけか、数年に間にだんだん小さくなってきました。まさか、昆虫とか獣とかが食べているのかと思っていましたが、カラスが巣の材料として、持ち去っている可能性大です。つい最近街中で、ブルーシートをつついているカラスをみかけました。
山頂表示のまん中が欠けている火山。ここで、タマゴムシパンを食べて、エネルギー補給。今日はここまで持ちこたえることができました。山頂東側は、この前より展望が開けているような気がします。その後も伐採を進めたのでしょうか。しかし、残念ながら、西側は相変わらず。未だ茫々のヤブ。
さてと、丸山へ向うか。石山を過ぎたあたりから、初日観望を念頭に、東に向いた展望箇所を探しながら歩きます。ところが、林に囲まれているため、なかなかスッキリとしたところがありません。スキ間からの眺望もいまひとつ。とうとう丸山山頂まで来てしまいました。そのサラ地から、改めて眺めてみます。
南側は、何となく開けているような気がしますが、初日とは方角が違います。鉾取山や原山方面が何とか、木の上からギリギリ見えないこともありませんが、初日の出の正確な方位を確かめておく必要がありそうです。それにしても、脚立があれば良いかもしれません。しかし、ここまで担いで来るのは大ごと。
「どうしちゃろうかのぅ」と思いつつ、三滝山分岐をやり過ごして、送電鉄塔の小丘に上ってみます。たまたま男性ハイカーがいたので、あいさつ。ここからなら、鉾取山や原山をゆったりと見ることができます。しかもここからなら、畑峠も近い。但し、丸山まで行っていたことからすると、ちょっと気が抜けるような不足感。
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