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2016年10月29日 (土)

広島南アルプスショートコース逆縦走 ③

 左踵の鈍痛を感じながら、己斐峠から大茶臼山へと向います。「一病息災」か、いつもの難儀をそれほど意識することなく、展望岩に到着。ようやく、ここで昼食休憩です。気温21.9℃、湿度72%ですが、風もほとんどなく、しかも虫にまとわりつかれないので、心地よくオムスビを食べます。

 指定岩のそばにあった樹に、ドングリが実っていました。造成地山際の大きな建物は、何か分からんが、ほぼできあがっている様子。さてと、丸山へ向うか。それにしても、「丸岩」はなんで、あんな形になっとるんじゃろ。不思議じゃのぅ。丸山山頂の片隅には、小さいけど心強い山頂表示がありました。

 しかし、ここからの初日展望はとても臨めそうにない。とすると、大茶臼山か・・・と思いながら歩いていると、途中の樹の間から、東の城山・原山、鉾取山らしき方面が見渡せるところを発見。三滝山展望地のちょっと手前になるか。ここからなら何とかいけるかも。今度方角を正確にチェックしてみよう。

 火山に向って、ひょうたん岩分岐あたりを上っていると、何やらポリ袋に取り込んでいる女性を発見。「何を採っているのですか」とたずねてみると、「ハゼの実」と言ったように聞こえましたが、後で調べてみるとどうも、聞き違いかもしれません。食用にはならないけれど、お酒につけると、いい色が出るとのこと。

 その女性、「山からのいただき物」と話していました。「その酒を飲むのですのか」と、一般論を聞いたところ、うまく意思疎通ができなかったようで、恥ずかしそうに、「ちょっとだけ」という応えが返ってきました。おそらく同行の女性2人を追い越します。先行者は、すがすがしい鈴の音を響かせていました。

 火山にたどり着きます。山頂からの風景は、この前の伐採で東側は多少広がっているような気もしますが、しかし、ひとりの奮闘は知れたもの。さして変わりばえはせんようじゃ。しかも、西側は手付かず。まぁ、「傍観者」に発言する権利はないでしょうが、何とかならんもんかのぅ。

 武田山へ向いつつ、さっきの実らしきものがあったので、口に含んでみます。なるほど、やはり「エグイ」味。しかし、唾を吐き出してみると、紫色。この色か。それから、いくつか捥いでみます。いつかそのうち、この「いただき物」を収穫してみるか。しかし、縦走のついででは、ちょっと無理かも。

つづき:広島南アルプスショートコース逆縦走 ④

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