牛頭山 時計回り ③
さて、下山にかかるか。西ルートの出はじめは、猛烈なヤブ。しかし、その下に道らしきものが見えるので、何とか進むことができます。やがて、そのヤブは抜けますが、今度はしばらく、滑りそうな急坂が続きます。残念ながら、この前乗り上げた尾根との合流点は、判別できませんでした。
しばらくすると、斜面直降の急坂に。まさに道のようなものをたどります。そして、下り道のある鞍部に到達。振り返ってみると、右側の斜面にリボンのかかった道があります。こちらの方が歩きやすかったかもしれません。いつのまに尾根から分岐したのか、定かではありませんが、いつか、ここをたどってみたいもの。
そんなことを考えながら、谷道を下りていきます。ここでも、この前、はずした地点を探しながら・・・。しばらく下りたところで、ここかと思しきトラバース道を発見。ところがしかし、谷の下には道らしきものが見えなかったので、こちらの方が正道かもしれないと、そのルートをたどってみることにします。
ところが、行けども行けども、上ったり下りたりはするものの一向に、谷に下りる気配がありません。あまりにトラバースが長すぎる。そして、ついに前方の尾根に乗り上げる急坂に。これは違うで。ところどころ摸木階段があったので、これはこれとして、正規のルートだったのかもしれません。このルートも面白そう。
しかし、このまま進むと、今日ふたつめのテーマが追究できなくなってしまう。引き換えすことに。だいぶんロス(11分)しましたが、戻ってみると、先ほどの谷の少し手前に、尾根伝いに下りる道がありました。何の標もありませんが、その踏み跡のようなものをたどってみます。やや曖昧な斜面を過ぎると、ハッキリした山道に。
若干、ガレが多くなったりするものの、何とか続いている道をたどります。やがて、谷の入り口になる森。出口が近くなったか・・・。前回7月に来たときは、草茫々でハッキリしなかった道、きれいに刈り取られて分かりやすくなっていました。おかげで無事、明見谷下山口に下り立つことができました。
さて、ここからが次のテーマ、「行くぞ」。しばらく歩くと、「野外活動センター 放牧場方面」の案内表示のあるところへ。「ここ、ここ」と、獣避けの電線を回避して山道をたどろうとしますが、そこはクマササヤブ。しかし、足下には道が見えるので何とか進むことができます。さらにササヤブ。それでもまぁ、トゲのある草がないので助かる。
さらに進むと、スッキリとした山道になってきました。しかし、それもつかの間。また、クマザサのヤブに。かき分けながら歩いていくと、小さな谷にさしかかりました。その向こう側に道が見えるので、そちらへ渡ります。そして、その先には、放牧場らしき柵で仕切られた入口。媒介なしで、直に放牧場。
つづき: 牛頭山 時計回り ④
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