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2016年10月26日 (水)

牛頭山 時計回り ④

 これは、想定外。てっきり、通行止めになっていた北側山道の分岐に出てくるものImgp7911とばかり思っていました。左側にある尾根は草地ですが、上れそうな取り付きは、見当たりません。どう進んだら良いものか。沢沿いに道のようなものがあるので、とにかくそれをたどって見ます。放し飼いの牧場とは、柵で仕切られてはいるようです。

 それでも、ときどき「羊」を放すのでしょう。こちらにもところどころ、糞の塊。それを踏まないよう、気をつけて歩きます。やがて、その突き当りから、柵に沿って上へ向う摸木階段。「良かった」と安心したのも、つかの間。上りきった先には、どう見ても、踏み跡のようなものしかありません。それをたどります。

 やがて、正面に柵。はて、これは覚えがあるで。それを跨ぎ越えて振り返ると、「Imgp7913進入禁止」の札。嗚呼、やっぱり、このコブ。入ったところには貯水槽。ここからなら、計画していたとおりに、野外活動センター北側へ下りることができます。しかし、そこまでには、コケの生えた岩盤が露出している道。

 気をつけているつもりが、出はじめにすべって、両手を着いてしまいました。現在時刻は13時00分。上烏帽子バス停からは14時28分発ですから、十分間に合うはず。滑らないよう、ゆっくり下りていきます。しかし、それでも、ヌレ落ち葉の上や、コケむした岩に足を掛けたとき、ズルッときてしまいます。

 何とか、この危険箇所を乗り越えて、摸木階段に。そして、まもなく道路に下り立ちます。そこから、センター北側の道路を出口へ。来た道を折り返します。「産宮」には、祭りの幟あり。「生砂(産砂)神社」と呼ばれているようです。なるほど、それで納得。送電鉄塔下で話し合っている数人の作業員。

 中国電力か中電工か確認はしませんでしたが、声をかけてすれ違います。時間に余裕があったので、いつもの自動車修理工場のようなところの横で、完歩祝い。それでも、上烏帽子バス停に着いたのは14時05分。コンクリ塊の上に座って、山歩きデータの書き出しをしながら、バスを待つことに。

:(了)

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