絵下山 矢野西~東麓 ④
ひとり、ゆったりと東屋の石イスに座ってオムスビを食べます。何やらコブの向こう、右側の方から女性の話し声が聞こえてきました。しばらくすると、左背後に人の気配。チラとそちらに目を向けますが、シカと確認せず。東屋をくるりを回ってきて、あいさつの声をかけてきたのは女性ハイカーでした。
あいさつを返すと、それ以上言葉を交わすこともなく、すぐに林道へ下りてしまいます。さて、食べ終えてこちらも林道へ。すると、先ほどの女性ハイカーが、三角点のある北側から戻ってくるところ。少し距離があるので、そのまますれ違いに。こちらは右に折れて、「絵下頭」をめざします。
バイクに乗った男性が、林道を上がってきました。どうも先ほどの女性と知り合いらしく、何やら声を交わしています。あの女性ハイカーが、どのルートを、どうやって上ってきたのか、聞くことはできませんでしたが、電波塔東側の林道を回って、展望広場へ来たことに間違いなさそう。最初に聞こえた声は、誰と話していたのか。
そんなどうでも良いことが、ヒマな頭の中を巡ります。近道の急坂を上って到着した、絵下山山頂(593m)から西側を眺めながら・・・。さて、下山にかかるか。山頂稜線には、巨岩が並んでいます。そのひとつに、梯子が掛けられていたので、登ってみます。いい眺め。そして、北端「絵下の肩」からも絶景。
さて、そこからは九十九折れの下り。はじめのうちは、幅の狭いトラバース道も若干。今回は、巻き道を選びつつ、北トレーニングコースへの分岐をやりすごすと、はじめて歩く「スタンダードコース」に。広くて歩きやすい遊歩道が続きます。塩ビパイプからチョロチョロと流れ落ちている水場。冷たくて気持ち良い。
やがて、湿地に入り、下山口に下り立ったのは12時53分。ひょっとしたら、13時05分発のバスに間に合うかもしれんと、林道を急ぎます。すると、前方の交差点を、北方向へ通り過ぎるバス。確か、ここが始発点のはずだが、早めに出発してしまったのか・・・。それでも、一応バス停まで行ってみます。
バス停が南方面向きにしかありません。おかしい。そこで、備えつけられた路線図を見ると、どうも熊野を回って矢野へ下りることになっています。なるほど、そういうことか。それにしても、ここへ向かってくるバスはどこで止まるのか。ハッキリしませんが、とにかく待つことに。すると、絵下山公園の方からバスが下りてきました。
途中に、待機場所があったのでしょうが、気がつきませんでした。そのバスにひとり乗り込んで、運転手横の「指定席」で完歩祝い。温湿計データは、急いだので、カメラに収めています。そのため、ゆとり。はじめて乗る路線なので、しばし車窓からの風景を、ボゥッと眺めながら、過ごしました。
:(了)
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