広島南アルプスショートコース順縦走 ③
さてと火山山頂にたどり着きましたが、考えごとをしていたためか、手前のコブの存在が頭に残らず。山頂広場には男性ハイカー。「気温は少し低くなっているものの、上ってくるとやっぱり暑い」と、汗をふきながら声をかけます。すると、その人から「この伸びすぎた木を切っちゃろうと思う」との応え。
梅雨に大雨、そして夏の猛暑があったので、伸び放題。せっかくの展望が効かなくなっていると、ノコギリで切りはじめました。そういえば見渡してみると、山頂周囲の展望はかなり遮られています。これは楽しみ。それにしても、縦走を休んでいた3ヶ月の間に、結構変化が起きているものです。
「丸山も延び放題」と言いたかったのですが、それは抑えます。そして、折り目を正して「よろしくお願いします」と告げて、出発。それにはちょっと違和感もあったけど、「ご苦労さん」では済まされない気持ち。入れ違いに登頂してきた男女ハイカーとあいさつを交わして、丸山へと向います。
途中の岩場で話しに夢中の女性ハイカーをやり過ごし、滑らないよう気をつけて岩場を下ります。伴(三田)峠も記憶に残らず。権現峠から石山、鉄塔ピークを経て丸山へ向っているとき、下りてくる縦走者とすれ違います。クモの巣切りを話題に。それにしても、ここで出会うとは、かなり早めに出発してきたのか。
丸山の山頂広場、こちら側のフェンスが一区画なくなっていたので、入ってみます。しかし、更地のこの高さでは、まったくダメ。東方の山々を見ることはできません。来年の初日は大茶臼山にでもするか。そんなことを思いながら歩いていますが、そろそろ、左足底が痛くなってきました。
おまけに、雨裂が深くなっていて、まっこと歩きにくいぜぉ。速歩きはム~リィ~。畑峠から大茶臼山ルートへ。いよいよ山頂というところ。道の左端に残っていた潅木の枯れ木に、脚をぶつけてしまいます。ちょうどそこに折れ枝跡のトンガリが・・・。そこに左膝。「痛い!」。しばらく止まらざるを得ない状態。
何とか歩きはじめましたが、痛みが続きます。さて、「ガードレール越え」に向っていると、太い棒を持った男性ハイカーに追いつきました。あいさつの声をかけるも、こちらをジロリと睨んだだけで無視。「いったい何様じゃ」と、こころの声。その棒で、無意味に枯れ枝を打ち落としているので、進行は遅い。
展望岩で昼飯を食べていると、太棒が下りてきました。もちろん向こうから何の声もかからず、何やら独り言。こちらも、再び不愉快な思いをするのはいやなので黙過。オムスビを食べ終えて、サッサと出発します。先ほどぶつけた左膝と足底の痛みが顕著に。しかも、このパノラマ道もまた、雨裂がひどくなっているところも。
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