広島南アルプスショートコース順縦走 ②
しかし、どうにもそれらしきものが見当たりません。そこで、改札口にいた女性駅員に、乗り過ごしたことを告白して、反対側のホームへ行く方法をたずねてみます。一旦駅から出て、もう一度対側の改札を通らなければならないとのこと。そこで、事情を話してくださいとのことでしたが・・・。
回り道をして下り線改札口のある高架へ乗り上げます。ここの改札を通るには、切符を見せにゃぁなるまいと、ポケットを探してみます。いつも入れるポケットにない。あわてて、すべてのポケットをひっくり返してみますが、それでも、ない。困ったのぅ。これまでのいきさつを証明できるものが、何もないことに。
こうなってしまったら、仕方ない。古市橋駅までの切符を再購入。料金は、西広島駅からと同じ210円。いつまでもそのことが頭の中を巡ります。まぁ、切符を落としたくらい、崖から身体を滑り落とすことに比べたら、大したことはない。そう考えて気分転換を図りますが、なかなかこの衝撃を吹っ切ることができません。
まぁ、山歩きの出だしで障害にぶつかることは、時どき。これまで何度も乗りこえてきたこと。交通料金に関しては、宮島口駅の改札機で切符を取るのを忘れて、二重払いしたこともあります。あまりこのことに拘泥する状態が続くことこそ、次の悲劇を生むことになりかねない。気をつけよう。
さて、ササヤブ生茂る花みずき台登山口には、七九谷尾根道ルートに一部変更の「看板」あり。縦走コースとはあまり関係ないかと思いつつ、谷ルート分岐を過ぎて右へ、谷に向っていくと、何やらいつもと様子が違う。いつもの、あの鬱蒼とした森が伐採されています。谷川の様子で、尾根ルートへの移動口を確認。
そこからは、斜面にある踏み跡をたどって乗り上げます。夫婦スギへ向う道は、ずいぶん草が繁って、道がハッキリしなくなっているところも。八幡水を過ぎて急坂へ。いつもながらハードな上り。「ここを下るのは、ほんとに危ないで」。そんなことを考えながら、見張台148m看板のある稜線に乗り上げます。
ここまで来ると、これから若干のコブはあるものの、気持ちはラク。やがて武田山山頂に到達です。今朝は無人。銀山城の説明看板を再読しつつひと息ついて、火山へと向います。岩が湿っているので、若干険しくなっている急坂下りには注意が必要。頭ぶつけ木に、さらに赤いテープ。やっぱり、頭を打つ人がいるのか。
黒谷山あたりを歩いていると、空腹のサインが聞こえてきました。これまでは、火山までガマンしてきたのですが、山頂で食べても、そのころには空腹感が治まっていて、ありがたみが少ない。そこで、今日は適時に。このあたりでタマゴムシパンを食べておくことにします。血糖値を引き上げて、気力充実。
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