久地冠山~仏峠 縦走失敗 ②
盛夏の太陽が照りつける時間帯になってしまいましたが、もはや前に進むしかない。橋を渡って、間野平発電所をめざします。見当をつけていた、ほぼそのあたりに階段。上方には、山へ向うらしき道があります。「たぶん、ここじゃろ」と、上ってみると、見当どおり。「冠山登山口」の表示。
出始めは、若干ヤブっぽい。カレ沢渡りもあったりしますが、砂防堰堤を越えると、荒れてはいますが、山道が続くようになります。まるで、直登のように感じますが、九十九折れ。倒木も避けるように、開かれていました。やがて上りついた、日射の強い岩場から振り返ると、その正面に本串山。
そして、再び涼しい森の中に入っていきます。さらにしばらくすると、目の前に、巨大な岩が出現。薄暗くて、急に涼しくなります。ロープがありました。ネット情報では、ロープを使わんでも上れるという声もありましたが、こちらはジャッキー・チェン方式。使えるものは、何でも使うことにしています。
それにしても、岩船岳ニセピークを思い出させる急登。何度か見えた青空に、浮かぶ期待と失望を抑えながらも、ようやく、山頂にたどり着きます。12時02分なので、適切なペース。他にないので、三角点に座ります。尻が痛いのですが、体力回復のため、少しゆっくり目にオムスビを食べることにします。
今日は、セブンイレブンの安売り。「下流初老」は欲をだしてちょっと大きめを買てしまいした。いつもより強いメシ。さらに、脱水気味のせいか、あまり空腹を感じていないところへ、押し込みます。まぁ、3つとも食べることができたということは、まだ、さほど重症化していないということでしょうか。
12時24分まで、ゆったりと22分間休憩して、さて、縦走に出かけるか。南側は、割りとユル坂ですが、倒木の多い道。岩場コブを過ぎて、尾根を下りたところに、直進と左折の分岐がありました。はて、どちらに進むべきか。コンパスと地形図をチェックして、左折に決定。不安もありましたが、やがてテーピング。
しばらく、安心して尾根を進みます。すると今度は、左手に大倒木、右手にはグリーンテープ。右へ案内しているようですが、しかし、地形図の方角とは、ちょっと違うような。何度も確かめて、ためらいながらもやっぱりまともな道のある方へ。しかし、その先は、どうも稜線ではなさそうな気配。
やがて、左右に走るトラバース道に直角交差。う~ん、これは・・・。「分け分からん」状態になってしまいますが、コンパスと地形図で再チェック。まぁ、左に行くしかなかろう。ところが、それにしても、どんどん道が下りていきます。はじめのうちは、こんな縦走路もあるかと、思っていました。
つづき:久地冠山~仏峠 縦走失敗 ③
« 久地冠山~仏峠 縦走失敗 ① | トップページ | 久地冠山~仏峠 縦走失敗 ③ »
「可部」カテゴリの記事
- 森山~水越山縦走 ④(2022.04.06)
- 森山~水越山縦走 ③(2022.04.05)
- 森山~水越山縦走 ②(2022.04.04)
- 森山~水越山縦走 ①(2022.04.03)
- 水越山・北山縦走するも森山に至らず ④(2022.03.13)
コメント