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2016年8月 1日 (月)

白木山 椿谷~東尾根 ②

 今日は椿谷ルート。鉄柵を抜けて進みます。案内標識があるあたりまでは、「ここImgp7604、ここ」と思いながら歩きますが、やがて記憶も定かでなくなる自然道に近いルートに。ときおりあるテープと、とにかく踏み跡らしきものを、たどって上って行きます。しかし途中、これで良かったのかと、尾根道を探して2・3度戻ることも。

 それでもやがて、期待した尾根ルートに乗っている感じになりましたが、しかし、思いもせぬ急勾配。踏み跡らしきものはあるものの、斜面に近いような山道は、盛夏の中で、息を切らせます。何とか、これまで2回下りてしまった例の野性ルートとの合流点にたどり着きました。ここで、ひと息ついて先へ。

 見上げると、稜線までは案外近そう。しかし、その気の緩みが、長くかつ急勾配にImgp7607感じさせる、そこからの尾根道。椿トンネルというのは、ここらあたりかと見渡しながら上ります。新設された白いロープを左にしながらも、何とか稜線縦走路にたどり着きました。ここで、ひと息ついて山頂めざします。

 1km余りか。標高差は150mほど。上ったり下ったりしながら進む、通りなれた、いわばユル坂の縦走路。山頂間近になると、うるさいエンジン音。どうも、伐採をしているらしい。ご苦労じゃが、やかましいのぅと思いつつも、やがて、白木山山頂に到着。何やらその作業仲間らしき人が数人、あいさつを交わします。

 さて、ここでメシじゃ。気温は25℃。日差しがあるので快適。騒音の聞こえないImgp7609_2南方面の芝生に座って、オムスビを食べます。疲れを癒すため、少しゆっくり目に。実は、体感症状としては、脱水症の数歩手前といったところ。何とか3個食べ終えます。さて、それにしても、これからの困難は、東尾根の下り。

 「まぁ、下りじゃから何とかなろう」、そう勇気づけて臨みます。下山口があると思われるコブまでは、ちょうど椿谷口からと同じくらいの距離でしょうか。しかし、こちらの方がより自然派。まぁ、何度となく歩いているので、覚悟はできていますが・・・。やがて、695ピークを巻いて、鞍部からひとつ目のコブに到着。

 地形図では、ここから下ることになっています。前に一度、散々な思いをしながImgp7612ら上ったことがありますが、ほんとうにここだったのかなぁ。尾根は尾根ですが、その脇を通る抉れ道が続いていて、ちょっと違うような気がしなくもないのですが。まぁ、これをたどっていけば、何とかなろう。

 それにしても、ガレの多い歩きにくい「道」。案内テープも何もない。抉れていて、何となくある踏み跡のようなものが頼りです。それにしても、枝の繁った倒木で、横の尾根筋を歩かなければならなかったり、足元の見えない大シダヤブになったりしつつも、何とかそれでも、抉れ道に復旧します。

つづき: 白木山 椿谷~東尾根 ③

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