久地冠山～仏峠 縦走失敗 ④

　坂から下りていると、現地の男性を発見。あいさつを交わします。話を聞いてみると、くすのき台方面への山道は、もうなくなっているとのこと。そして、「宇賀峡方面への道ができている」と、自慢げな様子。「確かに」と、送電鉄塔手前まで下りて、聳え立つ双つの山が見えたことを話します。

　「上るのは、結構キツイじゃろ」というので、「上るのも下るのも苦労じゃった」と伝えて、帰途につきます。発電所側の坂道入口に、登山口表示があるのを確認。さて、それにしてもネットには、尻高山を経由して、中には仏峠まで歩いたという記録が、残っています。現地の人の話はそれとして、研究してみたいもの。

　下山口から、バス停までの道程は、暑さの真っ盛り、右上腕後部がヒリヒリしだしました。布バス停の交差点に着いたのが、14時58分。橋北詰のバス停の時刻表には、次のバスは16時前。炎天下で1時間待ちなら、安佐営業所まで歩こう。ところが、国道のバス停の時刻表には15：00の便が。

　バスセンターへの直通便ではないけど、ここで待つより快適。冷房の効いた営業所の待合所で20分ほど待機します。やっぱり、若干脱水気味か、気力がなく。さらに、センター行きのバスに乗ってもしばらくの間、身体を冷やすことに専念します。そして、意欲が出てきたところで、山歩きデータの書き出しに。

：（了）