高松山 桐原~神社口 ②
後は娘に任せて、自転車で高松山へ向います。いつもの太田川東岸ルートですが、先日の経験に学んで、安佐大橋から高瀬大橋までは、「かしこく」西岸。しかし、高松山はまだ、はるか遠くに見えます。玖村駅に近づいたあたりで、タマゴムシパンを半分食べてエネルギーを補給。さて、三篠川との合流点から道路を左へ。
スポーツセンターの前を通りすぎて、根谷川沿いへ。ここから、しばらく狭い車道の左端を走ります。文京女子大の橋を右岸へ渡ると、唯我独尊の歩道に。やがて、高松神社登山口へ到着したのは、13時7分。そこには、「より安全な登山口を案内します」ということで、上原ルートの表示。
この暑さ、ちょっとばかり気が惹かれないこともありませんが、今日のテーマは、桐原口からの正規ルートをたどり、送電鉄塔鞍部への上り口を確認すること。これを曲げることは、まかりならぬ。決意固く、林道ながら、若干の急勾配もある長い峠を歩きます。段の上から、こちらを覗き込むシカ。
地形図をチェックすると、170~180mは上ったよう。そのほぼ頂点にあるのが、紹介されている上原口。まぁ、ここは、いつかそのうちプランを作って、歩いてみよう。さて、ここから下り坂。新たに造られた砂防堰堤が続きます。すでに作業は終了したようで、この前と違って、工事人は誰ひとりいません。
水の流れ落ちている堰堤のひとつで、手と顔を洗いますが、冷たさはいまひとつ。もう少し下りたところにあった斜面から流れ出す水。さずがにこれは、森の中を通ってきただけあって、冷たい。左側にある土石流の痕を眺めながら下りていくと、やがて祠に到達。その手前で、山歩きバージョンに変更します。
もうひとつ下ったところに、この前チェックした登山口。さて、ここから上るのははじめて。しばらく、テーピングに沿って、谷道を進みます。はじめて来たときの合流点は、はっきりしませんでした。やがて、道は不明瞭になりますが、踏み跡をたどって上ります。そして、まもなく、例の鉄塔鞍部に乗り上げました。
何とそこは、鉄塔の西側。高松山山頂からの手前側になります。そこには、色あせたテープの巻かれた潅木。そして、「高松山へ」の小札がありますが、よほど留意していないと気がつかないはずです。その進路も、斜面を通る森の中を行く道。まぁ、今度通るときは、しっかり記憶したから大丈夫じゃろ。
下りにも、そのうち再挑戦じゃ。そう思いつつ、今度は稜線を進みます。山頂までは、標高差180m余り。はじめは割りとユル坂ですが、だんだん急勾配に。脱水症にならないよう、適宜、水分補給しながら上ります。上原ルート合流点から鞍部へ。しばらく、薄暗い下り坂が続き、そして、「谷の坊」の尾根に。
つづき: 高松山 桐原~神社口 ③
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