牛頭山 反時計回り ②
天気予報では、朝からお日様マークが並んでいましたが、実際にはどうも曇り気味。しかも山の方は、雲が厚いようです。まぁ、一応カッパを持ってきているから、降ったとしても、何とかなるでしょう。やがて、下烏帽子バス停に到着。さぁ、歩くぞ。野外活動センターを目指して道路を進みます。
交差点を西へ入ろうとすると、空の大型観光バスが次々と4台。思い起こして、最後のバスだけ、団体名を読み取りました。「国泰寺中学校」とのこと。 もし、野外活動センターでの合宿だったら、牛頭山に上るのかも知れんなぁ。となると、その大人数をどう交わすか。場合によったら、途中で引き返さにゃいかんかも。
そんなことを考えながら、帰路でのバス停への目安がわかるよう、分岐ポイントまでの時間をチェック。山際の側溝を流れる水が気持ち良さそうな音をたてていますが、いまひとつ触れる気にはなりません。前回の轍を踏まないよう進路をとったので、まったく迷うことなく野外活動センターに到達。
さてと、センター北側の入り道。特に部外者を排除するような表示はないので、大丈夫じゃろ。上っていくと、山にさしかかったところに、摸木階段がありました。よし、こりゃぁ、調子エエで。少しすると、緑色になった岩が露出してきますが、広さはキープされています。やがて、高置水槽のあるコブへ。
ここで、ルートファインディング(英語表現が妥当か)。南側の牛頭山南ルート水槽口のある谷へ下りる道は、封鎖されています。もちろん、こちらは無縁。とすると、北へ向う道のみ。本来は西へ行かにゃぁならんのじゃが・・・。まず、こっちへ行ってみよう。それから、2つあった分岐は尾根に西側を選択します。
但し、それ以外に封鎖されている分岐が2つ。どうも、2つめの分岐が怪しいのですが、はじめての道ですから、まだ分岐があるかもしれんと、整備された山道を先へ進みます。やがて、斜面を直降する摸木階段。下りていると、人の声が聞こえてきました。かなりのスピードで接近してくる気配。
いつから背後に着いたのか分かりませんが、振り返ってみると大人と子どものふたり連れ。やがて、トラバース道へ下りたところで、彼らに道を空けようとします。すると、彼らも「水分補給しよう」と言いながら、スピードダウン。「お先にどうぞ」と声をかけると、「この先は、どこへ行くのでしょうか」と聞いてきました。
そして、示されたのが地形図よりももっと抽象化された「概念図」。読み取るのが難しい。そこで、「ここを歩くのははじめて。明見谷をめざして歩いているが、どうも違うような気がしているところ」と応えます。それにしても、どうもその様子では、親子ではなく教員と生徒のよう。とすると、例の中学校か。
つづき:牛頭山 反時計回り ③
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