鈴ヶ峰 未踏ルート探索 ③
そして、東ルート急登直前の鞍部西側にある谷から水の流れる音がしたこととか、そのハイカーがよく上る極楽寺山の境内に、参拝回数を記した石があること。この前は見つけられませんでしたが、やっぱりどこかにあるらしい。話の中で、そんなことを教えてもらいました。それにしても、21分間。
ちょっと長居をしすぎたようで、身体が冷えてきました。まだ続きそうな話を切り上げて、先発することにします。西峰へと向いますが、先ほどの山ダンギの余韻のせいか、何となくルートの周りの様子が、いつもとは異なるような感覚。しかし、一本道の稜線ですから、違えることはないはず。
歩き進めていくと、やがて、見慣れた風景に。さて、西峰でひと息ついて、縦走ルートを西へ下っていきます。その前に、山頂北側にある下山ルートをチェック。これじゃったんか。いつかここを歩いてみよう。そう思いつつ、いつもは縦走終盤で、くたびれ果てて下る道ですが、今日は、まだまだ元気が残っています。
12分で、205ピーク手前の美鈴が丘南1丁目分岐に到達。ここからは斜面トラバース道です。道幅の狭いところもありますが、さすがに、鎌倉寺山連山のようなことはない。鉄塔を左に下りるという案内があったので、それに従います。このトラバース道の先は、西峰北から下りる道につながっているか。
送電鉄塔からのルートは、若干ヤブっぽさのある急な摸木階段。それでも、きちんとした道が続きます。やがて、美鈴が丘南の西角へ下りてきました。そこには桜ヶ丘歩道口の標柱。すぐそばには、正真正銘のトラバース道と、そこから分岐して上へ向う坂道。いったい、これまでも耳にしたことのある「桜ヶ丘」とは。
205ピークにはサクラは見当たらなんだが、別にあるんじゃろぅか。このルートも、いつか探索してみるべ。さて、ここからは団地を山沿いに東へ。地形図では読み取りにくい、坂を上って行きます。例の切通しへの上り口はどこにあるもんやら。東端に近づいてきたので、左側を探しながら進みます。
山側にある民家に惑わされつつも、やがて、登山口の表示にたどり着きます。そこを上るとすぐに切通し。さぁ、この先がどうなっているのか。ここからは、少しばかり腹を据えて臨みます。ところが、思いがけず、その短い峠を越えるや否や、ちゃんとした道が続いていました。そして、先でモルタル舗装のある道と合流。
おそらく、これは道行地蔵からの道。予想はしていましたが、あっけない感じ。それでも、これを確認できたことに若干の満足感に浸りつつ、田方方面へと下りていきます。それにしても、下りついたのは、トンネルそばの相変わらず薄汚い登山口。ここはずぅ~と前、相棒と歩いたことがあります。
つづき:鈴ヶ峰 未踏ルート探索 ④
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