鈴ヶ峰 未踏ルート探索 ⑤
そして、東ルート急登寸前の鞍部に差しかかりましす。なるほど、右(西)側の谷の方から、水音が聞こえてきます。たまたま下りてきた若い男性ハイカーに、その感動を伝えます。すると、「このところ雨が多かったからでしょ」との応え。まぁ、誰でも考えることかと思いつつ、右を見ると、谷へ下りる道発見。
この際じゃ、行ってみょ。ほんの少し下りて、その水に触れてみます。まさに、突如流れ出したような水ですが、冷たくて気持ち良い。親子ハイカーが追いつて来わせんか、と戻ってみましたが、その気配はありませんでした。ま、それにしても、とにかくコブの分岐まで行かんことには、安心できん。
このことにこだわるのは、一度追い越した相手に油断して、追い越されると、再び追い越すことになりかねない。その離合するとき、お互いにかかる精神的ストレスを思んばかってのことです。そんなことで、いつもどおりですが、一気にコブ分岐まで乗り上げて、鈴ヶ峰公園ルートへと進みます。
ここは久しぶり。急勾配の予断がありましたが、はじめのうちは、かなりのユル坂。そして、横倒しになっていた石碑が建っているのを発見。案内表示によると、2012年10月に再建したとのこと。そうか、ここを歩くのは、ほぼ4年ぶりか。そんな感慨にふけりながら、摸木階段の急坂に変わった道を下りていきます。
そして、まもなくモルタルの広い急坂を経て、鈴ヶ峰公園へ到着。今回のコースでは、ここを下山口をみなすことにします。公園の木陰になっているベンチで、温湿計をチェック。タマゴムシパンを食べながら、完歩祝いをして、最後に上衣を着替えます。新井口駅に着いたのは、16時15分。今日は楽しい山歩きじゃったのぅ。
:(了)
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