鈴ヶ峰 未踏ルート探索 ④
ここからは、いつも縦走のときに通る鬼ヶ城山田方登山口をめざします。延々とした道路ですが、まぁ、そうは言っても、歩道があるので歩きやすい。草沼道に近づいたところで、北へ折れます。そこから、ポイントで道探しをしながらも、しばらく進んでようやく、田方登山口に到達しました。ここで水分補給。
さてと、進行方向を見上げると、赤いリュックを背負ったハイカー数人が上っているのが見えます。足の運び方からすると、そのうち追いつきそうと思いながらも、マイペースで進みます。先行者もなかなかのペースのようですが、しかし、ついに、竹林の途中で追いついてしまいました。
あいさつの声をかけると、女性4人。避けてくれたので、追い越させてもらいます。さらにその先にも、同じグループか、今度は男性を含む3人グループがいました。先に行かせてもらいます。おそらく、このコースで、今日はもう会うことはないでしょうが、その後は、礼儀として少しピッチを上げます。
さらに北へ延伸している鬼のさんぽ道から、例のごとく上りは、近道を選びます。雨裂のような急坂ですが、このところの雨でも、さほど傷んではいません。鬼ヶ城山山頂でひと息ついて、八畳岩にさしかかったところ、岩から下りなむとする親子ハイカーに、あいさつの声をかけますが、無言の会釈が返ってきます。
下りなので、抉れ道ではなく、「さんぽ道」へ移行。アジサイが並んで咲いていました。縦走路に合流するとき、先ほどの親子ハイカーが一歩先んじて下りてきました。抉れ道を歩いてきたようです。彼らが足速なのか、それとも、抉れ道の方が歩きにくいけどやっぱり近いのか。彼らは、水の流れる湿地の前で止まります。
その理由は定かではありませんが、お礼を言って追い越させてもらいます。そして、そこからは少しばかり小走り気味に。何しろ、道行地蔵ルートのモルタル舗装をチェックする時間を稼いでおかなくはなりません。具合よく、地蔵広場から、その先の下り道に敷かれたモルタルが見えました。
やっぱり、この道に違いない。そう確信して、先へ急ぎます。鉄塔前のコブを上っていると、先ほどの親子ハイカーの息子のらしい野太いセキが聞こえてきたので、少し歩を速めます。そして、鞍部から切通し眺め、鉄塔下の急坂を乗り上げます。後はユル坂を足速に進んでいくことに。
つづき: 鈴ヶ峰 未踏ルート探索 ⑤
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