神ノ倉山から鎌倉寺山をめざす ②
この前と同じく、少し早い列車で出発し、井原市駅で降ります。そして、まず神ノ倉山へ。昨日、一昨日と降った雨が山道を流れていて、ちょっと歩きにくいところもありましたが、思い込んでいたほど勾配は大きくなかったので、全体的には上りやすい。道案内がしっかりしているので、ウロ覚えでも大丈夫でした。
針葉樹林を抜け、やがて、稜線の林道に乗り上げます。途中、いくつかの遊歩道を歩いて近道。そして、みごとに咲いたフジ棚のある山頂広場へたどりつきました。三角点のある小コブをチェック。ハングライダー離陸場を経て、下山ルートのある鞍部へ向います。落ち葉が溜まっていて滑りやすい道。
西ルートの下り口には、案内板がありますが、対側にあるはずの東側下山口は、どうも見当たりません。慎重に探しながら尾根の先まで来てみましたが、何か違う。しかも、地図では鞍部から若干上るはずなのですが、そのまま下りてきたような感じがします。まぁ、それにはあまりこだわらず。
じゃが、おかしい。もう一度探しながら、さっきの西ルート分岐まで戻ってみます。そして、東側の斜面を下り、北へ向けてトラバースしてみますが、結局尾根へ上がって、またしも分岐へ。下りれんで。こりゃ諦めるしかないんかのぅ。そう思いながら、もう一度地図をチェック。すると、ルートは、ほんの少し北へ振っているようです。
その気持ちで、東斜面を眺めてみると、尾根に道のようなものが見えてきました。よし、これをたどってみることにしよう。何とか進めます。やがて、幸いなことに、まともな山道に出てきました。トラバースしながら北へ向っています。途中、大きな倒木が塞いでいましたが、何とか乗りこえて、再び山道。
ところが、尾根を巻いてどんどん北へトラバースする気配。これは違うかも。そこで、その尾根を下りてみることにします。ちょっと心配ですが、道のような空間があるので、何とか歩くことはできます。やがて、勾配がゆるくなって道路に下り立ちました。はて、確か県道のはずじゃが、いったいどのあたりじゃろ。左側にカーブがあります。そこまで、行って様子をみると、ヘアピンの上り。
25000分の1地形図を引っ張り出して、広い範囲を見てみます。やっぱりヘアピンカーブはここだけ。位置をほぼ限定することができました。予定地点まで、若干距離がありますが、まぁ、何とかなるじゃろ。ところで、地形図には、西ルートは鞍部からではなく、486ピークの南肩あたりから下りています。
そうじゃ、この前歩いたとき、自分で訂正したんじゃった。もともと、地形図のルートが違うとったんじゃ。すっかり忘れとった。とすると、下りてきた県道の位置もだいたい正確。まぁ、エエわい。位置は明らかになっているので安心して、道なりに北東へと進みます。左に粟森谷の集落が見えてきました。
つづき:神ノ倉山から鎌倉寺山をめざす ③
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