広島南アルプスショートコース順縦走 ③
三田(伴)峠に向かって下りていると、めずらしく大原ルートから今度は、女子三人組が上ってきました。先頭には低学年らしき子も。あいさつしてすれ違います。さてと、権現峠を過ぎて石山へ上っていると、何やら追い上げてくる気配を感じます。どう考えても、今まで出会ったグループではなさそう。
まぁ、速い人には追い越してもらえば良いこと。そう思いながら上ります。そして、鉄塔ピークから丸山へ。山頂には、男性ハイカー。何やら花の写真でも撮っている様子で、あいさつもそこそこ。457.6の山頂表示がなくなっています。そのことを訴えても、そのカメラマニアは、まったく反応なし。
そんなチグハグなやり取りを交わしていると、背後からランナーらしき男女。「すみません」と、通過を求めてきたので、道を空けます。走るんなら、下の巻き道を通った方が良かろうにと思いつつ、こちらは南へ。無口なカメラマニアは北へと向かいました。鉄塔下でメシを食べている男性ハイカーの傍を黙って通過。
畑峠から大茶臼山へ。途中にあるNHKアンテナそばの木標に書き記された「畑山」というのは、「大茶臼山」そのもののことではなかろうか。そんなことを思いつつ上ります。ひょっとしたら、己斐と沼田で呼び方が違ったのか、それとも、コブのひとつを畑山と呼んだのか。何か調べる手立てはないものか。
展望岩へ下りていくと、何と、先ほど追い越された男女ランナーがいました。まさに、昼食を終えむとするところ。こちらのことは、さして覚えていないらしく、改めてあいさつの声がかかります。権現峠から鈴ヶ峰へ走るとのこと。石山で感じた、迫ってくる気配はやはり、彼らだったようです。
熱くなって山道を走ったら危ないということで、レースには出ない方針らしい。そんな山ダンギをして、彼らが出発した後も、ゆったりと昼食。オムスビを食べながら、眺めていると、長い間重機で作業をしていた右下のチョコレートルートのそばの造成地。黒い屋根のようなものが連なっています。
新式の屋根つき墓苑か。しかし、よく見ると、これはどうも、太陽光パネルのようです。さてと、パノラマルートの急坂を下りたところにある、いつも気になる赤テープの分岐。今日は、時間制限もゆるいことだし、谷へ下りてみることに。ところが、その先はやっぱり何もない谷。ただ、水の流れる音が聞こえるだけ。
よう分からんのぅ。テープでわざわざ分岐を誇示する意味が・・・。縦走ルートへ引き返します。そして、己斐峠を柚木城山口へ。崩落斜面に造られた山道を歩きながら、「もしここで、地震が起きたら、どう避けたらエエかのぅ」などと考えます。雪崩より土砂崩れの方が、重たかろう。まぁ、そのときはそのときじゃ。
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