広島南アルプスショートコース逆縦走 ②
新井口駅の改札を出て、階段でカメラをベルトに装着していると、右横をハイキングスタイルの女性が通っていきます。おっ、と思いつつも、支度が終わるまで身動きできず。やがて歩き出してみると、先行者は数十メートル先。結構速い。ようやく、鈴ヶ峰団地を過ぎたあたりで、何やらとまどっているところを追い越します。
しかし、あまり暑いので、井口台中学校手前の墓苑で、ハイキングバージョンへ。すると、先ほどの女性ハイカーから声がかかって、再び追い抜かれてしまいます。メガネを掛けていたような・・・。さて、それからどこへ向ったのか、その姿は見えなくなってしまいました。憩いの森口を見上げると、女性の姿。
さっきの人ではなさそう。乗り上げてみると2人。あいさつすると、「行ってらっしゃい」の言葉が返ってきました。もうひとりはメガネをかけていましたが、服装が違うような・・・。待ち合わせ場所に到着して、上着を脱いだのかもしれませんが。まぁ、さほど詮索するようなことでもない。
山を歩いていると、そんなどうでも良いことが、チラっと頭の中を巡ります。さて、東峰ピークへ乗り上げます。晴れてはいるものの、宮島、似の島方面は霞んでいました。それから、抉れ道を上って鬼ヶ城山へ。パノラマルートを下りてみると、出口に花が植えられていました。いよいよ、「鬼」とも縁切れか。
竹林を下りて草沼道へ。捻れ階段は、リキまなくても良いと思いつつも、キッチリ210段カウントしてしまいます。315ピークからも、淡々と柚木城山をめざします。そして、己斐峠を経て、大茶臼山口へ。もはや、前回追究した赤テープには興味なく進みます。急坂を乗り越えて、展望岩に着いたのは11時55分。
気温22.1℃、湿度60%。風がない。ひとりで快適に昼食をとります。今日は道中、アリの動きが活発でした。この季節、稼ぎどきなのでしょうか。できるだけ、踏みつけたりしないよう心して歩きます。この岩の上にも数匹。それでも、ここはさほど気になるほどではありません。食事を済ませて出発。
電波塔ビルの下を歩いていると、右側からしたガサゴソッという音にビックリ。すると、太い部分は直径5㎝くらい、長さも2mくらいはあろうかと思えるような大きなシマヘビが、スルスルと前を横切って逃げて行きました。その背を目で追うと、それを意識したのか、猛スピードでヤブに走り込みます。
その後すぐ、男性ハイカーとすれ違ってからもしばらく、「あれは、大きかったのぅ」という余韻。その後、大茶臼山山頂をチェックして、畑峠へ下りていきます。だんだん葉が繁ってくるためか、丸岩はますます見えにくくなってきました。いつのまにか有刺鉄線の隙ができている丸山山頂からの眺めも同じく。
つづき: 広島南アルプスショートコース逆縦走 ③
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