広島南アルプスショートコース逆縦走 ③
それにしても、展望岩からここまでは比較的ユル勾配で安楽道のはずなのに、いつも以上の疲労感。適温にもかかわらず、風がなくて湿度が高いのが原因でしょうか。ついつい、道の途中にある突出した岩のうち、昼寝に適したものはないかと、目が行ってしまいます。脱水症の少し手前のような気分。
しかし、まだ一度も、タオルを絞るほど汗をかいたわけではない。ここで休むわけにはいくまいて。そう思いつつ歩き続けますが、ついに石山で、イレギュラーながらほんの少しだけ休憩を取ることに。まぁ、春の宮島ラウンドで脱水状態になったこともあるし、臨機応変。固く考えることもあるまい。
ちょっとばかり元気を回復して、火山へと向います。不思議なことに急登は、さほど負担に感じません。それに何より、涼しい風が吹いてきました。但し、そろそろ左膝が痛くなってきたので、内側広筋のトリガーポイントをほぐしながら歩きます。弓場跡ルートを上りきって、いくつかのコブ。
たどり着いた武田山山頂も無人。ひと息ついて、下山にかかります。展望広場を経て、九十九折れ坂へ。長寿桜の下道を回って、七九谷尾根ルートの中ベンチで休憩。ちょっと早いけど、後々落ち着けるところがないので、ここで完歩祝い。阿武山とガガラ山を眺めながら、温湿計をチェックしておきます。
おっと、考えてみると、日の丸十字交差のあった日吉神社でも良かったか。しかし、シャツを着替えるとなると、あまり下界では落ち着かない気分。さて、花みずき台口のすぐ手前の10mほどは、大ヤブになっていましたが、出口そのものはまだ大丈夫。古市橋駅へは、迷うことのないルーティンルートです。
途中にある、いつも目じるしにしている美容院の「IS」は、広い道路側の看板が無くなっています。アベノミクスのトリクルダウンも及ばず、ここも閉店かと思いながら店の前を通ると、営業はしている様子。”It's none of my business"じゃが。道中の変化は気になるところ。そんなことを思いつつ、やがて無事、古市橋駅へ到着。
:(了)
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