広島南アルプスショートコース順縦走 ④
急坂を乗り上げてしばらくすると、ヌタ場。今日はしっかり水が溜まっています。二重鉄塔跡から造成地に臨む。山際での何やらの建設は進んでいますが、広大な広場は更地のままです。さて、ここから、ときおりの急坂をはさんで歩きます。もみじヶ丘ルートをチェックして、柚木城山山頂コブの崩れ急坂。
ここに城があったころは、おそらく、これより上りやすかったに違いない。そんなことに思いをはせながら、滑らないように心して上ります。コブでひと息ついて、先へ。315ピークの上り口に達したとき、巻き道を進まんとする二人組みのハイカーの背。まさか、あのランナーズじゃなかろうな。
まさか、ここらで追いつくことは考えられんで。まぁ、こちらは迷わず山頂コブへ。315ピークで、水分補給して下りていきます。巻き道との合流点を過ぎて、しばらくすると、さきほどの二人組みハイカー。こちらを避けてくれたのか、あるいは休憩タイムだったのかよう分からんが、とにかく先に行かせてもらうことに。
捻れ階段は、1段足りませんでした。まぁ、今日は現在位置を知るために、大雑把にカウントしたから、そんなものでしょう。草沼道を越えて、竹林道へ。「この急勾配では、管理するのも大ごとじゃろて」と思いつつ歩きます。そして、遊歩道を「鬼のさんぽ道」へ。急坂をよじ登ると、鬼ヶ城山山頂。
ここに、ランナースタイルの男性。あいさつを交わして、休憩しているランナーを後に、こちらは鈴ヶ峰へと向かいます。下山なので、途中から「鬼のさんぽ道」へ。こちらもすっかり均されて、鬼の気配がない。まぁその分、歩きやすいことは確かですが・・・。道行地蔵に近づいたあたりで、背後に人の気配。
振り返ってみると、何と、先ほどのランナースタイル。それから、こちらを追い越すでもなく、ずっと20mほど後にいます。鈴ヶ峰への上り口から鉄塔下へ近づいても、ほぼ等間隔。面倒くさいのぅ。そこからは、少しペースアップして歩きます。ユル尾根のトラバース道は得意なようですが、こちらも上り坂は自信あり。
やがて、東峰の急坂。左側をずんずん上っていくと、ランナースタイルの姿が見えなくなりました。乗り上げた鈴ヶ峰公園ルート分岐前ですれ違った女性ハイカー。どこから上ってきたかと問われたので、武田山からと答えます。すると、「そんな気がした」との感想。疲労困憊の様子からか、それとも縦走の覇気を感じたのか。
よう分からんが、道の途中なので、それ以上かかわらず。鈴ヶ峰山頂には、親子連れが。しばし、ランナースタイルの到着を待ってみますが、いつまでたっても上ってきません。何かあったんかのぅ。「まぁ、エエわい」と正面ルートを下りることにします。考えてみると、公園ルートを下りたのかもしれん。
はじめの九十九折れ下り終点分岐にある水場。うまそうな水の音がします。ちょっと観察がてら行ってみたい。しかし、いつもながら、何か追いたてられているような気がして、いまひとつ気乗りせず。そのまま下りていきます。井口台中学校の門前で、温湿計をチェック。完歩祝いをして、新井口駅へ。
:(了)
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