古鷹山~クマン岳 ③
山頂広場には、ちょうど昼食をとっていた男女のハイカー。あいさつして、邪魔にならないよう、少し上の岩場で、こちらもオムスビ昼食。気温13.0℃、湿度56%、快晴なのできわめて心地よし。360度の眺望を楽しみながら、その先着ハイカーズとふれあい。何と、茨城から来ているとのこと。
宮島の稜線が、広島から見るよりなだらかに見えることに気づいたので、そのこと話すと、一昨日、 弥山に上ってきたとのこと。こちらより少し年上のように見えますが、元気の良いこと。これから、南に下りて、旧海軍兵学校を見学するらしい。いったい何が面白いんだろうかと思いつつも、若干の道案内をします。
しかし、それにしても、よく下調べをしている様子がうかがえます。さて、未だに山頂からの景色を堪能している二人を残して、先発します。急摸木階段を下りて、クマン岳口のある林道に向かっていると、女性3人、間隔を置いて男女数人のグループとすれ違いました。はて、この時刻、フェリーで乗り合わせた3人組を見かけんのぅ。
クマン岳ルートに入って行きますが、いっこうにその姿に出会いません。桟橋から右(西)に折れたところを見ると、山歩きじゃなったんかもしれんで。平地ウォーカーかも。それならそれで、エエんじゃが。そんなことを考えながら、歩いていると、ついにクマン岳の見えるコブの手前で、ついにその3人組に出会いました。
あいさつして、フェリーでいっしょだったことを伝えます。向こうは、はじめのうち、どうもピンと来ない様子でしたが、「とすると、速いですね」の応え。「こちらは、古鷹山から上ってきたから」と言っておいたものの、おそらく、かなりゆったりと上ってきたのでしょ。短い時間の応答で分かれて、それぞれの進路に向かいます。
まもなく、クマン岳。いつもながら、展望良好。但し、黄砂のせいでしょうか、少しかすみ気味なのは、古鷹山と同じ。さて、ここからのコブの数を考えつつ、下山分岐鞍部への方角をチェックしながら歩きます。結構な岩場。上るときより負荷が大きい。途中、やや危険な傾きのあるところ。
ひょっとして、下山道を見過ごしたのではという不安も。しかし、それでも何とか、道が続いているので、進んでいきます。そして、ようやく「切串港」への表示板のある下山道分岐に。13時16分。ここからは、一本道。じゃが、急勾配。湿った岩場が何ヶ所かあったり、上ったときより少しだけ難儀しました。
それでも、ようやく下山口に到達。ここから、生活道を通ります。「切串港」表示板のある分岐。あとは道なりに歩いて、桟橋へと向かいます。13時42分にたどり着くことができました。14時10分発のフェリーが来るまで、ハイキングバージョンを解除し、完歩祝いをしながら、収束作業を行いました。
:(了)
追伸・・・
何と今回の投稿で、今日2016年3月9日までに、ダブついていたすべての原稿を、このブログに投稿し終えました。万歳!万歳!
昨年末には15日分。さらに今年に入って11日歩いていますから、合計26日分。二ヶ月余りの間に、よう書いた。「自分で自分を褒めてやりたい」。日々、自らの心と行動を重く抑えつけていたものから、ようやく解き放たれたような幸せ気分。
これからは、写真も復活させて、できるだけタイムリーに書くようにしたいものですが、まだしばらくの間は、時間差が続きます。
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