鎌倉寺山 牛若~有留 ②
久しぶりの志和口駅。ネコ駅長の姿は見当たりませんが、構わず出発。県道を関川沿いに上ります。相変わらず、大型車両が通り抜けていきます。それでも、歩道がある間はまだ、良いのですが、道半ばから路側帯を歩くように。自動車積載トレーラーが、すぐそばを、今にも右肘に触れるかのごとく追い越し。恐ろしや。
歩きながら、記憶を呼び起こします。そう言えば、牛岩道へは、山裾を折り返してすぐではなく、その前に、廃工場のような建物があったはず。やっぱりそれなりの道程。それでも、何とか到着。相棒に、すぐそばにある水力発電所の話をします。興味はありそうですが、行って見ることにはならず。
そのまま、牛岩へと向かいます。やや急な勾配を歩いていくと、鎌倉寺山登山口。さてここで、タマゴムシパンを半分食べてエネルギーを補充。活を入れて急登に臨みます。その前に、相棒に教えた三点確保が、すぐに役に立ちます。やがて、股渡り(?)だったかの岩場の前。展望良好です。
しかし、それより先端には、いまひとつ行く気力が出てきません。今日がチャンスと言えばそうですが、相棒もイモを引くので、こちらもそれ以上追及はせず。さて、ここから確かに、主尾根ですが、稜線ルートのあるピークへはもうひと登り。しかし、乗り上げてみると、股渡り岩はずいぶん下。県道もはるかに。
そして、474ピーク。そこから、右側が断崖の危ない岩の上を下りていきます。相棒にはハードすぎたかもしれないと思いつつも、それでもちゃんと追いてくるので安心。昼飯は537ピークでと思っていましたが、どうもそれらしき前方の山は、林に囲まれている様子。こればかりは地図では、事前に確認できないと嘆き。
ところが、後で歩行時間から推定すると、やっぱりここが537。気温26℃、湿度32%、風もなく快適。ゆったりとオムスビを食べます。しかし、相棒は身体を動かしている間は、食欲がないとひとつだけ。しばし、展望を楽しんで、さて、出発。テープに従ったつもりですが、いつのまにか下り道を間違えてしまいます。
落ち葉の積もった滑りやすい急斜面。イバラを凌ぎながら、どうもおかしいと思いつつも、下りていくと、やがて行き止まり。傷は浅いと、すぐに戻りますが、この難路に相棒は滑りまくり。人ごとでもなく、こちらもひと滑り。何とか上りかえしてみると、左にまともなルートがありました。これを見過ごしていたようです。
しかし、この道も出てきたのは、段差の大きな岩の上。下りることはできますが、難儀します。すると、その右側にロープの垂れた岩。これじゃ。一番はじめに歩いたときは、ここを下りたのに。前回も今回も、選りによって危ないほうに出てしまいました。そう思っていると、その岩の上に男性ハイカー。
つづき: 鎌倉寺山 牛若~有留 ③
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