牛頭山 貯水槽～明見谷 ⑤

　クルマの通る道ですから、よじ登るほどの急勾配というわけではありませんが、それにしてもて、結構な坂がグネグネと続きます。何とか峠を越えたところで、ようやく野外活動センターへとたどり着きます。幸いなことに、雨も止みました。本来、計画していた下り口のあるはずの、センター北側にある道をチェック。

　さらに下りていくと、往路で上った農園口。道をたずねた塗装人を見かけたので、声をかけようとしましたが、こちらがそばにたどり着くや否や、クルマに乗り込んでしまいます。あいさつもできませんでしたが、まぁ、どうでもエエこと。さて、ここからは、難儀して歩いた荒れ林道は避けて、道路をそのまま下りていきます。

　そして、予想より早めに、神社のある下の旧林道へと入り込みました。朝あいさつした農婦が作業していまたが、山歩き人など関心はなさそうな気配なので、今回は黙って通り過ぎることに。山中を放歌高吟しながら歩き、やがて道路との合流点。ここで完歩祝いをします。どうせ、帰りのバスは15時22分発。ゆっくり行こう。

　261号線を越えて、下烏帽子バス停に着いたのは14時38分。ところが、時刻表を見ると、14時29分の便がありました。そうか。もうちょっと急いでいたら、これに間に合ったかも。まぁエエわ。寒いこともなし、バス停裏の草地に座って、山歩きデータを書き出します。それにしても、この牛頭山、なめたらいかんかったぜぉ。

：（了）

追伸
　この牛頭山は、可部ではなく、安佐町になるようですが、このブログのカテゴリー上は、可部以北ということで、「可部」に含めることにします。

　それにしても、今回の山歩き。乗りが悪いというか、何かいまひとつ面白くありませんでした。歩きながら繰り返し頭に浮かんでくるのは、直近のインパクトの強かった出来事。しかも、それはあまり愉快なことではありません。ひょっとして、自分の好きなことをしていても楽しくないという、「うつ」状態になっているのでは・・・。