絵下山・明神山縦走 絵下山公園経由 ③
やがて、「チェーンクライム」と名づけられた岩場。これは、「た(田)へしたもんだよ、カエルのションベン」と言ったところ。しばらくして、主要登山道に合流します。ところが、しばらく進むと分岐。はて、どっちへ進むべきか、迷いますが、テーピングあったので、尾根道の方を選択することにします。
そこから、急勾配を上ると、「絵下の肩」と呼ばれる熊野岩にたどりつきました。安芸アルプスの山々を眺めることができますが、白い雪雲のため、原山から向こうはチェック出来ません。そして、進路には大きな岩。これが、絵下山山頂だったかなぁ、それにしても、も少し上りやすかったはず。
ちょっと違うかもと、さらに稜線を進みます。途中、少し下りたりしつつも、ようやく絵下山山頂(593.0m)表示のある大岩に上り着きした。これこれ、この岩、思い出しました。再び、小雪が舞いだしましたが、ここから灰ヶ峰や焼山の水源地が見渡せます。振り返ると、電波塔から似の島方面も。結構眺めは良い場所。
しかし、昼食にはちょっと早い11時17分。予定どおり、展望広場まで行くことにします。そこには男性ハイカーがストレッチ中。あいさつを交わします。彼の足元に、ゴミが放置されているのが目につきますが、それはさておいて、寒いことを共感。「来週は暖かくなるらしい」と言うので、「楽しみですね」と応じておきます。
やがて、先発するというので、「歩きですか」とたずねたところ、「下まで歩く」とのこと。軽装なので、その「下」というのが、いったいどこなのかよく分かりませんが、「気をつけて」と送りだします。気温6.0℃、湿度55%の東屋で昼食を食べていると、直登ルートから男性ハイカーが4人上ってきました。
さっきのゴミが気になったのか、「汚いのぉ」と言いながら・・・。あいさつを交わします。しかし、彼らは内向きに話をしながら、電波塔の方へ歩を進めます。さて、昼食を終えて、コーヒーを飲みながら考えます。あのゴミ。他人が出したものを拾うのはいやだけど、誰かが拾わないとあのまま。
ちょうど、オムスビの入っていた袋なら入るで。ここで、日ごろの清掃人根性が出てきて、見過ごすことができなくなってしまいます。そして、吸殻やティッシュなど、ついつい手袋でつかんで、ポリ袋に入れることに。そして、リュックの外ヒモに結び付けます。この手袋で、鼻水を咬んだりしないようにしよう。
しばらく、気をつけていましたが、やがて、そのことを忘れてしまいます。明神山方面への下山口から下りて、明神山(495m)に到達。さて、ここからが、「恐怖におののおいていた」100mほどの急坂。覚悟していましたが、それほど急勾配が連続しているというわけではありませんでした。鞍部に下り立ち、茶臼山へと向かいます。
つづき: 絵下山・明神山縦走 絵下山公園経由 ④
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