広島南アルプスロングコース順縦走 ②
そして、吹通しへ下りるあたり、パラつく小雪のようなもの。そこからは、あえて急勾配を意識しないように上ります。見晴所から、久しぶりに422ピークををチェック。それにしても、年末・正月休みで、未投稿を15から9に減らしましたが、まだまだ先があります。ひとつこの際、 書き方を変えてみるか。
山歩きの中で、いつも出くわすことは捨象して、印象に残ったことや新たな変化に絞ってみるのはどうか。それは、これまでもある程度、心がけてきたことですが、もっとハイライトを鮮明にしてみよう。特に、繰り返し同じコースを歩いている、この広島南アルプス縦走などは、今回から実践してみたいものです。
武田山山頂には、3分早い9時50分到着。ひと息ついて、火山へ向かいます。頭ぶつけ木に、ピンクリボンが巻かれているのを発見。「これは良かバイ」と思っていましたが、その後にも、パラパラ巻かれているのを見ると、「頭ぶつけ木」を意識しているのかどうか、判然としなくなります。
火山に向かっていると、腹が減ってきました。「よし、山頂でチーズムシパンを半分食べよう」と、辛い上りに、心嬉しくなる希望を加えます。ところが、山頂近くなると人の声。おや、誰か先着者がいるらしい。たどり着いてみると、7~8人の男女パーティ。あいさつを交わして、時刻記録に、山頂表示をカメラに収めようとすると。
その中の男性が近づいてきて、「お近づきのしるしに」と言って、小さなタイ焼きを渡そうとします。いまこの火山で出会っただけなのに、「お近づきにと言っても」と、返そうとしますが、さらに勧められたので、仕方なく受け取ることに。そして、さらに、どこまで歩くのかと聞くので、鈴ヶ峰までと答えます。
すると、そのパーティ全体に、「ご苦労さま」という雰囲気。そこで、しばし、しかし、控えめに縦走談義をしていると、さらに、今度は女性のひとりが、先ほどの鯛焼きを半分にしたものを、「半分しかないですけど」と渡してくれようとします。「先ほどいただきました」と断ります。それにしても、楽しそうな。
まぁ、タマゴムシパンの代わりに食べることにしよう。その場でタイ焼きをほお張ります。まだ温かくて、うまい。そのことを伝えて、「エネルギーの補給ができて、元気が出ました」と、お礼を述べて、先発します。それにしても、気分のいいパーティでした。人との触れ合いは、かくありたいもの。
さてと、丸山へ向かいますが、石山の木製表示板が見当たらなくなっています。その代わり、「里山環境保全みどり会」の小さな札、標高は「426m」となっています。次の鉄塔ピークとほぼ同じ高さでしょうか。双峰含めて、石山と考えるべきか、あるいは、それぞれ別の峰と見るべきか。判断の難しいところ。
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