安芸アルプス 金ヶ燈籠山~坂山 ②
確か、手前にコブがあったはずと思いながらも、空が見えるので山頂かと期待して上ってみると、やっぱり、そのコブ。そこを下りて上って、ようやく、金ヶ燈籠山ピークへ。10時14分。ここで、チーズムシパンを二分の一ほど食べて、活を入れます。さぁ、安芸アルプス縦走は、はじまったばっかりで。
いつも美林に見える山道。今日は寒さのためか、それほどの感動がありません。道の途中で、青テープの分岐発見。これが熊野出来庭に下りる道でしょうか。それにしても、結構ヤブっぽい。さて、まもなく、赤穂峠手前の鉄塔丘に到着しました。ここで、周囲を見渡して、ひと息つきます。
赤穂峠から城山へと、カウントされた摸木階段を上ります。はじめに目についたのは、№166。上りばかりではありませんが、城山はまだまだ先。急勾配を上って、乗りあげた肩に、狐池ルートへの分岐。ここは、何度か通過しています。難路らしいのですが、いつか歩くこともあるかのぅ。
やがて、城山に到着。ここまでの案内はしっかりしていましたが、しかし、この先、道は分かりやすいものの、鞍部にある峠以外は、位置表示が不明瞭になってきます。それにしても、逆コースを歩いたときほど、ピークの位置が気にならないのは不思議。とにかく、北へ向かって歩くこと。それしか頭になくなります。
古峠の滑りそうな急落・急登を過ぎ、歩いていると、「わたしに人生と言えるものがあるなら、ひとりで歩いたこの山の日々♪」とナターシャセブンの替え歌を口ずんでしまいます。それにしても、歌うとつい、理由なく涙ぐんでしまう、「西川きよし」症候群は克服したいもの。新峠には摸木階段があったことを、歩きながら思い出します。
しかし、洞所山へは急登。それでも、しばらくはユル坂。乱れ有刺鉄線の張られた山道を上っていると、正午のチャイムが鳴りました。あと少し。ここを上りきったら昼飯にしよう。その楽しみを力に。最近、少々辛いことはそれで乗り切ります。コブを経て、予想よりかなり上にあった摸木階段を上りきって、「運動公園」分岐に到着。
さて、ここで昼飯じゃ。気温11.0℃、湿度57%ですが、風もなく、上ってきた身体には快適。ここが、この行動時間帯では、唯一の展望場所。しばらく、ゆっくりすると、寒くなってきました。さて、後半に向けて出発するか。洞所山山頂は相変わらずの森の中ですが、立派な山頂表示ができていました。
落ち葉の溜まった坂を、滑らないように気をつけながら下りて、鞍部から591ピークへ。思っていたほどの急勾配じゃなかったな、などと思っていたところ、コブを過ぎて、しばらくすると、ピークに至る急坂。反射板が見えてきました。前にここで滑って、左膝を急屈曲させ、後十字じん帯断裂の痕が曲りにくくなっているのを、さらに傷めたことがあります。
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