広島南アルプスショーコース逆縦走 ④
ガード越えへ向かっていると、前方から男性ハイカー。「この先は展望岩ですか」と聞かれたので、「そのとおり」と答えます。そして、まもなく、今度は女性ハイカー。連れかもしれませんが、そんなことはどうでも良いこと。トラバースですが、道が狭いので、左の枯れ木の折れ枝の根元を持って、身体を交わします。
ところが、その女性が横を通り過ぎる瞬間、その短い枝の根元が折れてしまいます。バランスをとるために、つい本能的に右腕を、女性のいる右方向へ急進展してしまいます。「すみません」とこちらが言うと、先方からは「大丈夫ですか」のやり取り。そんなに強くは、当たっていないはず。手先が触れた程度の感触。
しかし、その後しばらく、右手の中指、薬指、小指の中手指節関節に何となく痛み。ひょっとしたら、さっきの女性を打ったのではなかろうかと心配すること、しばし。「じゃが、あの時、何の訴えもなかったから、大丈夫じゃろ」と、自分自身を得心させます。さて、畑峠を経て、丸山へ向かいます。
山頂手前の丸岩をチェック。これが山名の由来だとしたら、丸山ではなく「丸岩山」の方が、合うとるじゃろと思いつつ、たどり着いたピーク。初日(はつひ)展望をここにするか、どうかの最終チェック。毎度指摘しているように、かなり木が伸びていて、あまり良好とは言えませんが、まあ、今度は何とかなるかも。
とはいえ、他に展望場所はないものかと、歩きながらチェックします。石山、火山山頂手前の岩場とか、眺めの良さそうなところはあるけど、元旦の暗いうちに上るにはいまひとつ。まぁ、来年(2016年)の元旦は、丸山山頂にしておこう。火山山頂には、14時02分到着。早いような気がしましたが、前回より18分遅れ。
武田山をめざします。チェックポイントは、すべてOK。山頂に着いたのは14時52分。九十九折れファミリールートを下りて、七九谷尾根ルート。下り途中の137.2ベンチ、この先、落ち着けるところはないので、ここで山歩き装備を解いて、阿武山とガガラ山の東コブを眺めながら、ゆったりと完歩祝い。
谷ルートへの移行、今日は問題なく、花みずき台口へ。久々に下草が刈り取られています。ここを通るのは、「来年(2016年)の5月までお預け」と思いながら、もうすでに勝手知ったる道になってしまったルートを、古市橋駅まで歩きます。
:(了)
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