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2016年3月 3日 (木)

弥山~奥の院~岩船岳縦走 ③

 それでも、何とか道のようなものをたどります。確か、大きな倒木を跨ぐところがあったはず。しかし、それは、尾根道にとりかかってからでした。乗り上げた山頂は、南側に、もうひとつ高いところがありそうな、曖昧な広場。しかし、ここはあまり拘泥せず、分岐案内にしたがって、北へ下りていきます。

 先峠まで、はじめは良い山道が続いていましたが、コブを過ぎたあたりから、道が怪しく、ヤブっぽくなってきました。それをやり過ごして、何とか先峠へと下り立ちます。ここで、ひと息ついて、「まだまだ、これからが本番」と、意を固めます。毎度ながら、ここからは、極端に幅の狭い道や、胸ほどまであるシダヤブを越えて。

 そして、ようやく歩きやすい山道に出てきました。「三つ丸子・多々良」分岐を横目で見て、ユルイ稜線をたどって行くと、やがて、覚悟していた351ピークへの急坂。乗り上げて、再び稜線の道に。いったい、どれがピークかと思っていたら、赤テープに「351」の記し。そこから、やや急な坂を下ります。

 地形図では、等高線の間隔はさほど詰んでいないのですが。岩コブを経て下りたところに、青海苔浦分岐。そういえば、「陶晴賢碑」への分岐を見過ごしたぜぃ。その後すぐに、大川浦分岐。ここから岩船岳まで40分とありますが、60分説も付記されています。ここから、一旦鞍部に下りて、250mを越える急登。

 シダヤブが少し刈られているような気配。少し歩きやすい。ニセピークと呼ばれている東のコブに乗り上げ。「さぁ、あとちょっとで」と気合を入れます。そして、舳先の形をした船岩の間を上って、岩ピーク。「ここからは、もうすぐじゃ」。466.6mの岩船岳ピークに到達したのは、12時35分。大川浦分岐から、ほぼ40分か。

 いつもの展望岩に腰を下ろして、阿多田島を正面に、江田島から岩国方面を眺めながら、昼食にします。気温13.4℃、湿度59%。少し寒いので、ウインドブレーカーを羽織ります。そういえば、この時季にもかかわらず、コーヒーを持って来なんだのぅ。オムスビを食べ終えて、今来た尾根道をピストン。

 いったい、これを下りることができるのかと思わせた急坂も、何とか、つつがなく下っていきます。そして、351ピークまでの長いながい道程。さらに進んで、消えてしまったのかと思っていた陶晴賢碑ルート分岐をチェック。道標が倒れていました。さらに、再び、「三つ丸子山」」分岐。いずれそのうち、ここを通るプランを考えてみよう。

つづき: 弥山~奥の院~岩船岳縦走 ④

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