阿武山西回り 太田川口~毘沙門天 ②
そんなことを考えながら歩いて、太田川口に到着。ここで、チーズムシパンを3分の1ほど食べて、活を入れます。この前下りた、改めて整備されているルート。まぁ、それにしても、斜面上りの急坂。こんな坂を、よく下りることができたものと思いながら、トラロープに頼ってよじ登ります。
やがて、古い岩段の坂になると、少し歩きやすくなります。谷道の追い込みは、沢を渡らず、ロープのある斜面を上ることにしますが、どちらでも良いように見えます。そして、尾根に乗り上げます。斜面上りほどではないにしても、急な坂道。地形図は、535ピークまで、谷ルートになっています。
しかし、実際には、ここで乗り上げて尾根ルートに。途中、コブがあるので、乗り上げたと錯覚してしまいますが、現実は厳しい。途中の道程によると、阿武山まで1.5㎞とのこと。535ピークまでも、なかなかたどり着かず、急勾配が続きます。それでもようやく、到達。三角点をチェックします。
進行方向には、大きな森があるせいか、高い山があるように見えます。しかし、実際行ってみると、そうでもない。さて、上八木分岐はまだかと、思いつつ歩きますが、どうもはじめのうち、あまりそのことに集中していなかったために、見過ごしてしまったような気配。それでも、確か、狭い尾根にあったはず。
ひょっとしたら、まだ先か。すると、いつのまにか、阿武山手前らしき、コブにさしかかってしました。急登が待ちかまえています。ここまできたら、上八木分岐チェックは、諦めるしかない。それでも、この先にあるかもと、執念深く、思いながら上ります。やがて、鞍部に下りて、再び急坂。あれ、岩坂はあったかなぁ。
青空の見えたコブをやり過ごして、さらに、続く急坂を上りきったところで、いままさに、阿武山山頂に到着せむとす。そのとき、人の声が聞こえてきました。先着者か。乗り上げてみると、派手な原色の上着の6~7人。何やら、山頂表示の前に並んで、記念撮影中です。時刻は、ほぼ予定していた11時31分。
少し早いけど、昼食にします。空いていた南側最前列のベンチに腰掛けて、準備をしていると、先着者たちは、「思っていたより早く着いたなぁ」などと言いながら、いっせいに下りていきます。どうも男性ばかり。荷物を持っていなかったところからすると、ランナーのようです。それにしても、愛想がないのぅ。
その後すぐに、軽装の男性が登頂してきました。さっきの仲間だろうかと思いましたが、しばらく、ここをウロウロしているので、そうでもないらしい。あいさつをするでもなく、声をかけてくるでもなく。さて、こちらが西回り口に向かわんとすると、彼がそちらを窺っています。いったい、どうするんかなぁ。
つづき: 阿武山西回り 太田川口~毘沙門天 ③
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