広島南アルプスショーコース順縦走 ③

　まもなく、315ピークに到着。行動時間帯の温湿計の気温は、21.1～26.3℃。日常生活なら快適温度ですが、山歩きには結構暑い。タオルを4回ほど絞りました。脱水にならなければ良いがと思いつつ、歩きます。今日は、ペットボトルを少し多めに4本持ってきているので、なんとかなろうと少し余分に飲む。

　捩れ階段を、位置確認のため大まかにカウントしながら、草沼道へ下ります。そして、鬼ヶ城山上り口。そこを塞ぐようにクルマが止められています。「この非常識なドライバーめ」と思いながら、水分補給。その隙を縫って、竹林を上って行きます。鬼ヶ城山ピークへ向かう道が少し広くなっているのは、「鬼のさんぽ道」の続きでしょうか。

　その先は、例のごとく近道をよじ登ります。282.4mピークは無人。大茶臼山からはるかな火山にかけて振り返ったり、窓が山を眺めたりしながら、ひと息ついて、さらに進みます。道行地蔵は、「気の毒ではあるが気色の悪い伝説」と思い返しながら、鈴ヶ峰へ。最後の急坂は、もちろん左側を上ります。

　鈴ヶ峰山頂（312m）には、親子連れハイカー。水分補給して、下山にかかろうとすると、彼らも下りだしたので、先んじることに。子供も結構速足なので、聞こてくる声の様子を図りながら、意識して進みます。流れる水音に惹かれた水場にも寄らず、ひたすら下りることに専念。もう大丈夫か。

　そう思いながら、憩いの森口でハイキングスタイルを解いて、下りていくと、すぐに彼らが下りてきました。武田山から歩いてきた疲労困憊の身。別に油断して隙をつくって、追い越されても、別にこれと言って支障はないのですが、越された後、再び追い越したりするのが、いやなので、そうしてしまう愚かな自分。

：（了）

追伸
　今回アップしたのは、9月23日の記事ですが、実は、2015年12月29日の休山（見晴～阿賀）縦走で、ハイキングウォーキング通算、300日を迎えることができました。まだ目標1000日の3分の１にも満たない成果ですが、ひとつの節目として喜びたいと思います。残すところ、700日。毎週１回、年50日歩けると計算して、14年。たかが広島市とその周辺の低山歩きですが、自分にとっては壮大な目標。何とか元気で達成したいものです。