« 阿武山西回り 毘沙門天~太田川口 ② | トップページ | 阿武山西回り 毘沙門天~太田川口 ④ »

2016年1月30日 (土)

阿武山西回り 毘沙門天~太田川口 ③

 「まぁ、そういうことで良かろう」と気分を取り直して、林道を下りていき、阿武山ルートへと入っていきます。3つのコブを乗り越えて、鳥越峠へ。相変わらず、七軒茶屋ルートは閉鎖されたまま。縦走路を上っていくと、ようやく西回りルートの分岐に。テープで封鎖されていますが、予定どおり進みます。

 入っていくと、踏み跡もあるし大丈夫。最初の崩落跡。激しいのですが、凸になっていいて、しかも、踏み跡がよく分かるので、そこをたどって進みます。そして、さらに森を歩いていくと、針葉樹林。木々の間に、細かい倒木がいっぱい。ここの踏み跡らしきものは、トラバースしています。

 そして、次の崩落跡。ここは、表面が苔むしています。ひょっとしたら、最近のものではないのかもしれません。そう思いながらも、倒木の折り重なりには閉口。これは、新しいものかもしれません。さらに進んでいくと、第三の崩落。ここが一番ひどい。幅はそんなに広くないのですが、3~5mほど深く抉れています。

 しかも、その直前で、道らしきものがなくなってしまいました。たとえ「対岸」に道を探し出せたとしても、とてもここを下りる気がしません。そこで、ひとまず抉れた溝沿いに、上ってみることにします。はじめは踏み跡のようなものがありましたが、やがて、不鮮明に。溝がなくなったあたりからは、ヤブ漕ぎ。

 それだけでなく、倒木も越えなければなりません。「わけ分からん」状態になってしまいますが、とにかく稜線をめざします。何とか乗り上げた尾根には、道のようなもの。「これが西回りルートか」と期待しつつも、その東側に尾根が見えないので、ちょっと不安。しかし、この道は、覚えのある北ルートとは違う。

 そのことに期待を寄せて、歩き続けます。ところが山頂近くらしき上り坂では、これまで明快だった道がハッキリしなくなってしまいます。不安を抱きながらも、何とか上りきって、阿武山山頂到着。予定より少し早い11時21分。ここで昼食にします。しばらくすると、5~6人のハイカーが上ってきたので、あいさつ。

つづき: 阿武山西回り 毘沙門天~太田川口 ④

« 阿武山西回り 毘沙門天~太田川口 ② | トップページ | 阿武山西回り 毘沙門天~太田川口 ④ »

アストラムライン北」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 阿武山西回り 毘沙門天~太田川口 ③:

« 阿武山西回り 毘沙門天~太田川口 ② | トップページ | 阿武山西回り 毘沙門天~太田川口 ④ »

2025年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のコメント

最近のトラックバック

無料ブログはココログ