« 白木山 農園谷~椿谷 ① | トップページ | 白木山 農園谷~椿谷 ③ »

2016年1月18日 (月)

白木山 農園谷~椿谷 ②

 白木山の鉄塔が見えたので写真を撮っていると、前方からやってきたウォーカー。何を思ったのか、「カワセミを撮っているんですか」と声をかけてきたので、「白木山です」と応じます。「この前上ったけどキツかった」とのこと。さらに「上ったことがありますか」との質問には、「先週上って、また、今日もこれから」と答えておきます。

 その先は、だいたい身についたルート。無事白木山駅へと到着。さて、ここからが本番と、気持ちを引き締めます。先週のルートをたどりますが、荒神社を過ぎて住宅地東端の行き止まりまで行かず、手前にある北ルートを歩いてみることにします。様子を見ながら歩いていくと、前に下りたことのある記憶。

 それでも、念のため地図をチェックすると、いずれ扇状地のような地形の元締めにある登山口へと集結するようになっていました。こっちの方が勾配がユルいかもしれません。登山口手前で、防虫スプレーを振りかけたり、入山準備。さあ、行くぞ。イノシシフェンスの止め結びは、先週のままのように見えますが、そうかもしれません。

 はじめはガレ林道が続きます。やがて、沢を右に左にと、行ったり来たりしながら上ります。若干、右に振れる分岐がありましたが、結局、同じ沢を進むことに。前回の教訓から、できるだけ右側を歩くようにしています。かなり上ったところで、谷が分かれていました。もちろん、右の谷へ。

 どうも、ここがキーポイントだったようです。しかし、ここもどんどん上っていくと、道が不明瞭になってきました。前回のルートも克明に記憶しているわけではないので、果たしてこのルートでよかったのかと、常に疑念を抱きながらの歩きです。とにかく、踏み跡のようなものを探しつつ、たどっていきます。

 太幹に巻かれたテープ。これを探しますが、いつまでたっても見当たりません。ひょっとしたら、途中で見過ごしてしまったのでしょうか。いつのまにか、この前と同じような斜面上りになってしまいました。同じルートをたどっているのだろうか。とは言っても、何とか谷をキープしているような感じもします。

 それにしても、わけが分からん。とにかく、上へうえへと進む、道なきルート。木のかなり上方に、風にはためく銀リボン。その真意が図りかねると思いながら、依然として荒れた谷を上ります。しばらくすると、赤テープ発見。かなり古いものですが、これに一抹の光を見出します。但し、それからも、道なき道。

 しかし、左側に集結する石群を発見。これは、この前の「谷」とは違うぞ。それでも、別の尾根に乗り上げるのではという不確信をいだきつつ、とにかく上へ。何か、谷が平らになってきた感じがする。やっぱりこの前と同じ結末になるとしたら、それはそれでも仕方ないと諦観。上に見える森の間の青空をめざします。

つづき:白木山 農園谷~椿谷 ③

« 白木山 農園谷~椿谷 ① | トップページ | 白木山 農園谷~椿谷 ③ »

三篠川流域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 白木山 農園谷~椿谷 ②:

« 白木山 農園谷~椿谷 ① | トップページ | 白木山 農園谷~椿谷 ③ »